生きるものの歌 【D】

作詞
作曲
永 六輔
中村八大


あなたが この世に生まれ
あなたが この世をさる
わたしが この世に生まれ
わたしが このこの世をさる
  ■その時 涙があるか
  ■その時 愛があるか
  ■そこに 幸せな別れが あるだろうか
  ■あるだろうか

語り もし世界が平和に満ちていたとしても、悲しみは襲ってくる。
殺されなくても命は終わり、誰もがいつかは別れてゆく。
世界がどんなに平和でも、悲しい夜は来る。
(Hum………)
 ■誰もが耐えて生きている。
 ■思い出と歌があなたを支えてゆくだろう。

わたしが この世に生まれ
わたしが この世をさる
あなたが この世に生まれ
あなたが このこの世をさる
  ■その時 明日がある
  ■その時 未来がある
  ■そこに 生きるものの 歌がある
  ■歌がある



新おけら歌集(05/12/02) ビーさんReq(12/02) / 楽譜:ビーさん(2005/12)

 オラのリクエスト「生きるものの歌 2005年12月2日 16:20
■およそ人間の死というものは、天から与えられた寿命をまっとうすることが、幸せな死だと思うけれど、現世の死は、あまりにも悲しい死ばかりが多いのは残念だ。それも、将来のこれからという幼い子供たちが無残にも全くの他人によって殺害される現状を、私たちはどうやって改革してゆけば良いのだろうか。
 他人の犯行ばかりでなく、保険金目当ての家族の犯行さえも横行し、世界はどこに向かって進むのだろうと危惧せざるをえない。事故ならともかく、人の手によって人を殺すという行為は、戦争がその最たるものだが、いかに残虐なものかを私たちはもっともっと認識せねば幸福な世界は来ないだろう。

■この曲を私が初めて知ったのは、かれこれ3年ほど前のこと。秋田合唱団にQちゃんという新入団員がいて、彼が私に「ビーさん、これ歌ってみてよ!」と一枚の楽譜を見せてくれた。私はQちゃんと親しかったこともあり、次のレッスン日に、団員の前で飛び入りで歌って聞かせた。
 出来は耳を覆いたくなるほど惨めだったが、Qちゃんは喜んでくれた。「千の風になって」もいい曲だけれど、この曲もまた私の好きな曲のひとつである。
 人の死を考えるとき、幸福な死というものがいかなるものかを思わざるをえない。別れはいつも辛く悲しいものなのだが、倖せだったと言える死を迎えるために私は今ここにこうして生きているのだと確信している。 
2005/12/02 佐藤 実
■おお〜っ、コッパズガスィ! オラ、ヤッパ、論文はダメだす。これも「ボツ」、ボツだよ〜ん。それよりも、MIDIを作ってくんないまし。ゆっくりでいいよ。そうだな、オラが死ぬまでに…。いつになるか、わっからんけどね。