アゼルバイジャンの唄【Cm】

詞曲

訳詞
アゼルバイ
ジャン民謡
島村 喬


歌いはやして 踊り狂う
湧きでる泉は 石油だ
おいらの町は みんな石油だ
おいらの国は みんな石油だ
  ■娘よ踊ろよ 夜明けが近いぞ
  ■さあ! もうひといき
  ■アゼルバイジャン
  ●娘よ踊ろよ 夜明けが近いぞ
  ●さあ! もうひといき
  ●アゼルバイジャン

黒い泉に 音ひびかせて
みんな出てくる 踊り場に
おかみさんやら 子供たちまでも
若者たちに 負けないつもリだ
  ■みんなよ踊ろよ 石油が湧いたぞ
  ■さあ! 黒い泉の
  ■アゼルバイジャン
  ●みんな踊ろよ 石油が湧いたぞ
  ●さあ! 黒い泉の
  ●アゼルバイジャン


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新おけら歌集(10/10/10-12/25)ロシアの詩 / 楽譜:ビーさん(10/12)
■アゼルバイジャンの唄
 この歌曲集のなかでの、唯一の異質な歌であるだろう。これは中央アジアにある石油国アゼルバイジャンの一風変ったメロディーである。
 ソ連の民族文化政策のなかで特に重視されているのは、音楽と舞踊だが、数十国ある各種民族の文化は革命、建設.戦争というプロセスを辿って、この十数年間に驚異的な発展をとげた。革命前は一辺境の末開人種としての取扱いをうけていた頃に比較すると、これらの民族は、一部の音を懐しむ、老人のくりごとをのぞいて、幸福に満ちみちている、という表情を、いやがうえに認めなくてはならないだろう。
 その点を考えると、この「アゼルバイジャンの歌」は中央アジア人たちの悦こびを十二分にあらわしているとみてよいい。
1960/01/28 百瀬三郎【島村喬】