愛の讃歌【G】
HYMNE A L AMOUR
/1949(昭24) +

作詞
作曲
訳詞
E・ピアフ
M.モノー
岩谷時子
あなたの燃える手で あたしを抱きしめて
ただ二人だけで 生きていたいの
ただ命のかぎり あたしは愛したい
命のかぎりに あなたを愛するの

■ほほとほほ寄せて 燃えるくちづけを かわす喜び
■あなたと二人で 暮らせるものなら 何にもいらない
■何にもいらない あなたと二人で 生きてゆくのよ
■あたしの願いは ただそれだけよ あなたと二人

かたくいだきあい 燃える指に髪を
からませながら いとしみながら
くちづけをかわすの 愛こそ燃える火よ
あたしを燃やす火 心とかす恋よ

■下に、美輸明宏訳と松永祐子訳あり。


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新おけら歌集(07/01/13) / 楽譜:ビーさん(07/02-09/06)
▼美輸明宏訳
高く青い空が 頭の上に落ちて来たって
この大地が割れて ひっくり返ったって
世界中の どんな重要な出来事だって
どうってこたぁ ありゃしない
あなたの この愛の前には
朝 目が覚めた時
あなたの温かい掌の下で
あたしの体が 愛にふるえている
毎朝が 愛に満たされている
あたしには それだけで充分

もしあんたが  望むんだったら
この金髪だって染めるわ
もしあんたが  望むんだったら
世界の涯だってついて行くわ
もしあんたが 望むんだったら
そんな宝石だって お月さまだって
盗みに行くわ
もしあんたが 望むんだったら
愛する祖国も友達も
みんな裏切って見せるわ
もしあんたが 望むんだったら
人々に笑われたってあたしは平気
どんな恥ずかしいことだって
やってのけるわ

そしてやがて時が訪れて
死があたしから
あんたを引き裂いたとしても
それも平気よ
だってあたしも 必ず死ぬんですもの
そして死んだ後でも 二人は手に手を取って
あの どこまでもどこまでも広がる
真っ青な空の 青の中に座って
永遠の愛を誓い合うのよ
何の間題もない あの広々とした空の中で
そして神様も そういうあたし達を
永遠に祝福してくださるでしょう

▼松永祐子訳
たとえ空が落ちて 大地が崩れても
怖くはないのよ あなたがいれぱ
あなたの熱い手が 私に触れるとき
愛の喜びに私は震えるの

あなたが望めぱ 世界の果てまで
行ってもいいわ
髪の毛も切るの 家も捨てるわ
友達さえも
祖国も裏切る 怖いものはない
あなたがいれば
あなたの他には何にもいらない
この命さえも

いつかあなたが去り
死んでしまっても
嘆きはしないわ また会えるから
私にも死が訪れ 青い空の向こうで
愛し合う二人は 二度と離れない

神は結ぴ給う 愛し合う二人を
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