・mamaに惹かれて ・ふきのとうの応援 ・喫茶ゆいまぁーる ・音楽会T in ながの ・行合崎を思い出そう会
・善光寺「戒壇巡り」 ・おやきの中身は ・大交流フェスタ ・信濃を飲み干す会 ・小布施を訪ねて
・音楽会U in ながの ・深浦うたごえ懐かし会 ・銀座でデート…… ・日うたinながの資料集
長野めにゅー ツアーmenu おけらとっぷ

 今日で長野も三日目になった。長野の皆さまの親切に甘えっぱなしのbunbunとbunmamaであるが、今日も新しい発見があるかな???

 今日も張りきって長野の旅を楽しみたいと思う。小布施で、音楽会Uで、何かを見つけられるといいなぁー。
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■1日目「11月16日(日)」■
▲その1:「小布施………栗を訪ねて!」
鳳凰(北斎)
  朝は早めに目を覚ました。長野の朝は本日でおしまいだ。朝食会場に向かう。昨日の喧噪は無い。時間のズレかお帰り組が多かったのか。いずれにしても良い傾向である。朝食のお気に入りは豆。味噌あじの一品がなかなか良い。

 さて、本日の日程、午前中は行合崎三人娘のNさんKさんが、小布施の町を案内してくれることになっている。午後は日うたのラストイベント「音楽会U」だ。
 身支度をして長野駅の東口に向かう。如是ひめさまがお出での方が表玄関で、東口は裏口に当たる。しかし、東口の方がズーッと立派で広々している。オリンピック効果なのだろうか………。
 NさんKさんと、朝のご挨拶。さっそく小布施へと出発だ。 道路の両側はリンゴ畑で、景色が弘前の近郊に似ている。小一時間で小布施に着いた。小布施の町は行政指導で昔の町並みの売り込みに成功した所として知られている。確かに、細い道路の割には車と人通りが多い。昔の町並みなので駐車場は少ない。(当たり前carー)
 まずは「岩松院」というお寺に向かう。葛飾北斎が描いた鳳凰の天井画があり、寝転がって見るのだそうだ。車の中でNさんとKさんが「寝転がって………」と話していたので、どっか見晴らしの良いところで寝転がってアルプスでも見るのかなーと、思っていたのだが、氷解した。
 さて、寝転がって見ようかなと思ったら注意書きが…「寝転がってみてはいけません。絵に影響を与えます。云々」とあった。お奨めもあって寝転がって見ることとした。 さすが迫力の北斎である。鳳凰がハッタとに睨み付けている。飛び出してきそうなので、早々に起きあがった。 しかし、何故に寝転がって見ると、絵に影響があるのだろう??? 信濃の謎がまた一つ増えた。また、一茶の「痩せガエル 負けるな………」のゆかりの池もあった。お土産品もカエルだ。

 北斎館に向かう。よくもまぁーこれだけ集めたと思うくらいに北斎の肉筆画が並んでいた。北斎については、よく雅号を変えた人+引っ越し名人くらいしか知らないが、高井鴻山なる人がパトロンとなって晩年をここで過ごしたとか………。
それにしても江戸時代に90歳まで生きたと言うことだけでも驚異である。とにかく筆遣いが若々しく生き生きしている。老眼とかにならなかったのだろうか???
 館内に傍若無人に語りまくるobachan達がいた。うるさい。と、急に静かになった。Nさんが注意をしていた。すごい!さすがである。んー オラには真似出来ないかも………。
 おしゃべりをしながら昼食場所へ。長野の食べ物はKさんにお任せだ。Nさんも一目おいている様子だ。瀟洒な作りの「小布施堂」というお店だ。懐石風の食事をした。味はもちろん、食材の彩りや器、盛りつけが違う。店の雰囲気の先味、食事の中味そして食後の後味と、きっちりそろっていた。満足である。

 小布施は栗の名産地。お土産を買い、車で県民文化会館に向かう。音楽祭UはPM1:00から、ユッタリ過ごしたので開演には間に合わない。車の中でNさんが会場から駅まで送ってくださるとのこと。まったく申し訳なく辞退すべき所だろうが、この際甘えることとした。

▲その2「音楽会U」
 音楽会Uへは、4階からしか入れなかった。思った通り満席で、立ち見を余儀なくされた。急角度に出演者を見下ろす感じになり、落ち着けない。
 入ったときのプログラムは、合唱「憲法の心を歌う」交響曲「五月の歌」でオーケストラ付の合唱である。無伴奏の合唱もいいがオーケストラが入ると厚みが増す。オラも一回でいいからオケ付で歌ってみたい。

 曲と曲の間にポツリポツリと席を立たれる方があり、ようやく座ることができた。近くに秋田のエグさんいたので隣の席に。

 ナターシャ・グジーさん(ウクライナ)のソロは素晴らしかった。ソロで最終日に出るだけのことはある。澄み切ったボリュームのある声で、扉を閉めてもスーッと心の中に入ってくるような歌声だ。加えてウクライナの民族楽器バンドゥーラの音色が、またいい!彼女の声をより鮮明に伝えてくれる。 日本語はどうかなと思ったら、bunbunよりしっかりした標準語を話していました。(>_<)

 田楽座の舞台も迫力があった。上から見ていたのだが、雷鳴轟くがごとくで、会場が太鼓の中に吸い込まれてしまったようであった。最後は静かに静かに退場となり、心憎い演出であった。
交響曲「五月の歌」 独唱「ナターシャ・グジー」
1 1 川岸で静かに
2 わたしを束ねないで 2 バンドゥーラを手にすれば
3 警告 3 見上げてごらん夜の星を
4 共に生きる町 4 弾けよバンドゥーラ
5
6 おまえ
歌舞劇団「田楽座」 合唱組曲「のぎく讃歌」
1 上松木遣り歌 1 手をのばす
2 八天楽 2 のぎくの輪
3 小道の花も雑草も
ぺーじとっぷ
 男性合唱はピカ一であった。舞台に納まり切れないほどの人数である。ピカピカの選りすぐりだから当然と言ってしまえば、その通りだが、伸びやかで重厚で鳥肌が立つほどであった。指揮は威勢のいい高田龍治さん。「労働者はいいぞ」の編曲は仙台「ふきのとう合唱団」の指揮をとった高平さん。「シェナンド」は何と!鉄ちゃんの訳と編曲であった。このときのバリトンは木田さんと言う方で、ウーンと唸ってしまった。鉄ちゃんのアレンジもいいのだろうが、その声の通ること、まるで鏑矢のようであった。
男性合唱 歌劇「沖縄」
1 労働者はいいぞ 1 序幕大合唱 / 貞光の詠唱
2 シェナンド 2 ふじ子・正輝二重唱
3 誰かが風の中で 3 盛輝の詠唱 / 他
フィナーレ「沖縄へ」
* 讃歌・この星に

 歌劇「沖縄」が始まった。オーケストラ付は実に34年振りとかで、今回の取り組みは来年の沖縄大会を見据えたドシッとした取り組みだ。全国のうたごえの人たちが歌い込んで出演しているのだろう、張り切った声が会場に響き渡る。

男性合唱

歌劇「沖縄」
 残念!新幹線の時間だ迫っている。エグさんに目線で合図し途中で会場を出た。Nさんとkさんは既に待っていてくれた。本当にお世話を掛けっぱなしである。ついでにお見送りをしてくれるとのこと。何から何までである。そう言えば、宅急便の世話までしてくれたんだっけ………。<(_ _)>

 発車まではしばしの時間があり、待合室に向かう。何と!向こうから手を振っているのは「おやきさん」だ。諏訪での用事を終えて駅に着いたばかりと言うことであった。
 出発までしばし語り合い、改札口までお見送り頂いた。名残惜しいが仕方がない。長野の皆様には本当にお世話になりました。今後、善光寺方面に足を向け寝られない。この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 あっと、忘れ物を思い出した。善光寺のお守りとおやき。送ってもらおうかなぁー………。


▲その3「深浦うたごえ懐かし会」 ぺーじとっぷ
 新幹線の中で二人ともボーッとしていたらしい。気が付いたときは、日もトップリ暮れ東京駅に着いていた。タクシーでホテルに向かう。エーちゃん達はロビーでお待ちかねだろう。

 今夜はオラとbunmamaを囲んで「深浦うたごえ懐かし会」の予定である。ホテルに着きチェックイン。荷物をおいてロビーに向かったがエーちゃん達はまだ来ていなかった。エーちゃんにtelするも、何かおかしい。フロントに話すと別のホテルにチェックインしたようである。姉妹ホテルでどちらでもいいとのこと。面倒なのでそのままにした。

 エーちゃんマルちゃんフクロウさんが来てくれた。10月以来の再会である。三人ともいたく元気そうであった。さっそく新宿は「ともしび」に向かう。しかし、何で都会の人はあんなに早足なんだろ???ドンズの下はすぐアグドのbunbunにとっては、まるでジョギングだ。
 いない!どこを捜してもカーネルおじさんはいなかった。この春はあんなに元気に笑っていたのに。
 おじさんがいた場所で神野さんささいさんご夫妻に会った。5月以来の再会である。お二人ともご自分のコンサート燃え尽き症候群を克服してこれまた元気そうである。

 兎に角ともしびに。入り口を開けるとバカデッカイ8分音符が飛び出してきた。5月と同じ席に懐かしい顔が並んでいた。唐土さん田戸さん(ご夫婦)、会沢さん酒井さん高橋さん………。お忙しい中、bunbunとbunmamaのために集まってくれたのだ。本当にありがたく、嬉しい。 こちらの到着が遅かったせいもあって、皆さん既に盛り上がっていた。ともしびはうたごえの常設店。皆さん、とある毎にここに集まっている様子だ。
 唐土さんからoryさんからの預かりものを手渡される。今日は群馬で仕事とか、会えずに残念である。
 歌も料理も次々に出る。ビールのお代わりも頻繁だ。いつものように曲目は書けない。飲んでしまうと曲目喪失症候群になるんだ。曲目だけじゃないけど………(>_<)

 田戸さんからバージョンupした「深浦のうたごえ」アルバムをいただく。両面印刷で、写真の鮮明さはよるグレードup。写真の数もコメントも増えていた。ありがたい!まったく、頭がさがる。周りの皆さんもベタ褒めである。
 ヤギさんがお見えになった。うたごえの大先輩である。うたごえ有名人の中に入ってbunmamaは大はしゃぎだ。気分は20代前半だー!。

 我がテーブルは周りの顰蹙を買うくらい、笑い声とおしゃべり、そしてデカ声の歌。いつもそうだが、皆さんとてもgoo−な笑顔である。



▲その4「深浦うたごえ懐かし会 (二次会)」 ぺーじとっぷ
 思いっきり歌って騒いで、二次会の家路に向かう。神野ご夫妻は明日があると言うことで、ともしびでお別れした。しかし、何回歩いてもここは分からない。土地勘ゼロだ。おっと、手妻のマギーくんもご一緒だ。

 家路の先客は数名。二次会なので最初から飛ばす。オラもでっかいWベースがあったのでいい加減に弾く。アイちゃんも年季の入ったギターを抱え、エーちゃんはデジタルギターで演奏だ。久しぶりにP子さんとも会い、長野のお土産を渡す。

 ここの演奏曲目も皆目記憶にない。とにかく、しっちゃかめっちゃかに騒いで、終電ギリギリに間に合ったらしい。bunbun達は明日ゆっくり起きても大丈夫だが、皆さん、遅れずに起きられるか心配するほどの騒ぎようだった。
 エーちゃんとフクロウさんにホテルまで送っていただく。部屋までようよう辿り着き、この三日連続のバタンQであった。

ぺーじとっぷ


■2日目「11月17日(月)」■
▲その1:「銀座でデート………」 ぺーじとっぷ
 朝、スッキリと目が覚める。けっこう飲んで騒いで歌ったつもりだが、ノドも爽やかである。ここの朝食は洋食onlyということで、姉ホテルで和食を食べた。
 本日は月曜日で催し物は全てお休み。よって予定はまったゼロ。帰り支度を済ませ、銀ブラとしゃれこんだ。一丁目から時間を掛けてブラブラする。bunmamaは皮の手袋が欲しいとかで、ひっきりなしに小物の店を物色している。オラはそのたんびに店の前で立ちん坊だ。
 YAMAHA楽器があった。Wベースの弦でも買おうかと入る。G線が最低6000円もする。ギョエー!! Wベースを見たら最低で30万だ。ギョエー!!ということで、早々に退散した。

 八丁目に至り引き返すことにした。半ドンが近い。bunmamaは相変わらずアッチの店コッチの店だが、欲しいものは無さそうである。山野楽器と言う店があり、入ってみたが、弦はやっぱり6000円であった。Wベースは飾っていなかった。
 オラは着物とか宝石に全く興味はないが、御木本なんかに入るとギョエーの連続なんだろうな。入らなくて良かった。

 ご時世なのか、銀座にも吉野屋があった。なんたらという店で軽い昼食を取り、柳の通りを直進してJR有楽町駅へ。山手線だけは自信がある。モノレール(これも自信アリ)で羽田まで。フライトまでは2時間もある。bunmamaは大好きな「空飛ぶデカドラ」探しの散策を楽しんでいる。荷物は結局オラんとこに回ってくるので、あんまし買って欲しくない。
 手荷物チェックを終え、来るときに見たやたら翼の大きい可愛い飛行機に乗る。あっちの空港では目立たなかったが、羽田では際だって小さく見えた。一時間後、大館能代空港に着いた。深浦へは7時頃に到着した。

■おしまいに………■
 3泊4日の長旅であったが、余り疲れていない。会った人会った人から笑顔と素敵な時間をいただいた。いっぱいお世話をして貰い、気を使わせてしまった。人という生き物は本当に素晴らしいと思う。人間の素晴らしさを引き出すのも人、押さえつけるのも人。人の素晴らしさが輝きを増すような時代が早く来て欲しいし、続いて欲しい。
 うたごえin長野の旅でも人との出会いや触れあいの大切さを再認識した。長野の皆さん、うたごえの皆さんに幸多かれと祈ります。出会った皆様に感謝!! うたごえに感謝!

■鬼の笑う「深浦のうたごえ」………来年の日程■
 鬼の笑う話だが、来年の「深浦のうたごえ」は、今年と同じく10月の体育の日前後に設定します。現地スタッフ、力を合わせて実施準備に入りました。tadoさんの「深浦のうたごえ」アルバムとテープを、深浦町の皆さんに回覧し、今から参加者を募っています。1月に入って、全国キャンペーンを…… 2月は…… 3月は…… など、実施を目指し取り組みたいと思います。多数、ご参加くださればと思います。 <(_ _)>m(_ _)m
ぺーじとっぷ