・うたごえ第1部 ・ミニミニ・コンサート ・うたごえ第3部 ・交流会 in bunbunち ・アフター・うたごえ
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ツアーmenu おけらとっぷ

■ いやはや、毎年の事だけど、皆さんに手伝って貰って椅子と机は「あっ!」という間に片づけが終了。しかし、PAは別物だ! アバウトにやっちゃうと次が大変! ということで一つ一つ確認が入る。ということは………遅くなるちゅーこってす。

■おまけに、観光ホテルの送迎バスは来ない。皆さんお腹もグーというところなのにぃー
………。
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■深浦のうたごえ「大交流会」■■
 会場作りは、なかなか大変だったが、後片づけは早い、何せ参加の皆さんが勢揃いで手伝ってくれるので、1/4位の時間で片づけは終わった。今年は参加人数が多かったので、机はそれほどでもないが、椅子はほとんど出尽くしてしまった。これ以上だと、どっかから借りてこないと………。
 モップもtakiyosiさんの音頭で、あっという間に終わったし、PAもさっさと積み込んでしまったようだ。あとは、観光ホテルのバスを待つだけ………。だがなかなか来ない。15分には前庭待機と確認はしてあったが、電話してようようバス到着。かなりの時間ロス。
ぺーじとっぷ
 忘れ物やら、最後の確認を終わってオラんちへ着いたら、大交流会の祝宴たけなわであった。bunママが、今年は座布団を80枚用意したとか………。居間の底抜けるべ!
 皆さんのお邪魔をしないように、こっそりと覗き見をして、ひとまず台所脇の空きスペースに腰を下ろした。何か、今日始めて座ったような気がする。

徹底交流会 in bunbunち(2008年) 何んなんだぁ、この人数は………
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■アフター・うたごえ■■(まっぴらさんの深浦三昧)
 昨夜(いや今朝だな)は、何時に眠ったのか憶えていない。バスツアー御一行様のお見送り(8:00)があるので、ユックリも寝ていられない。テーブルを居間にsetして(これが一番大変!)、お茶を一杯。臼井さんからモーニングコール。相変わらず豪華なる笑い声、とにかく元気だ。まっぴらさんとbunママを乗せて、深浦観光ホテルへ。

 もう皆さんの帰り支度は万全。昨夜の感想をいただきつつ皆さんにごあいさつ。中庭で記念撮影とのこと。その前にまっぴらさんトランペットで「しあわせの歌」を大合唱。いやはや、皆さんの元気なこと元気なこと………。
 バスツアーご一行様がバスに乗り込んだところで、今度は「星よお前は」でお見送りをした。もんもんさんアコーディオン騒動もあったが、深浦駅でアコをgetし、事なきを得た。

深浦のうたごえバスツアーご一行(深浦観光ホテル)
 家に帰って、娘2号の見送り。この二日間のために神奈川から応援に来てくれた心意気に感謝!である。和佳も青森空港までお見送りだから、一気に家の中がガランとなった。

 そうこうしている内に、流れさんご夫婦とが見え、象潟のkeiさんが顔を出し、まっぴらさんを加えて、うたごえ談義に花が咲いた。トランペットやらギターやらアコーデォンの話題で、久し振りに楽しい時間を過ごすことができた。こんな話をしていると一日中話をしていても飽きない。うたごえで歌うのも好きだが、こーやって、音楽談義をしているのも大好きである。ひょっとして、こっちの方が好きかも知れない。

 お帰りの時間と言うことで、keiさんも流れさん達もお帰りになった。keiさんは真っ直ぐ、流れさん達はどこか巡る計画があるらしい。

うたごえツアー・バス
 まぁー、まだまだ後始末はあるものの、まっぴらさんをご案内して十二湖(何せ白神山地のふもとですから)へ向かう。今日は3連休のlastということだろうか、なかなか混んでいる。が、紅葉はまだまだのようである。

 最初に色づくべきウルシが、まだ青々だから仕方がない。駐車場の建物も、アオーネ白神への名称変更に伴って、名前が変えられていた。トランペット持参で青池に向かう。駐車場から青池まではユックリ歩いて7分くらい。ガイドの案内料金は一人1000円とありました。まぁー、楽しく散策できる料金としては妥当かも知れない。
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十二湖(青池)bunママと
 ママコノシリヌグイからオオバノシリヌグイのご説明を申し上げ、ブナの実を探しつつ青池だ。可愛い女の子が二人で「前だっきゃ、下さ行って水呑めだんずに………」「こしたテラスだの作って、ぜんぜんマイネ!っきゃ」「景色、悪ぐなったし!」とか話していたが、全くその通りである。

 自然というのは、人工とは相容れないもので、不便でアクセスが劣悪、ひょっとして落ちたり、転がったりするのが当たり前。用心しなければ、それこそ怪我とか、悪くすると死が待ちかまえている環境なのであって、用意・用心・努力もせずに見聞できると思うこと自体が間違いだと、オラは思っている。
 しかし、この頃は、何か起こった時、個人のミスより運営側の失策をあげつらう傾向がある。。特にマスコミはそーだ。
 そー言う意味で、このテラスは仕方ないかも知れないが、如何にも何か起こった時の対策(言い訳け)然としているし、第一、青池の景観をぶち壊しにしている。全く、可愛い子ちゃんのおっしゃる通りである。

 それでも、まっぴらさんは青池の透明なblueに大感激のようで、ご一緒した甲斐があったというものである。階段をトントンと上って、ブナ林(ばやし)から、沸壺の池に向かう。

 途中、オオバクロモジ(和菓子の爪楊枝の材料)を見かけたら、デッカーイ穴が空いている。林の中程の葉は空いていない。雹の被害だ。多分9月26日の雹。ブドウもリンゴも収穫一歩手前の大打撃だったから。クロモジの葉っぱの黄色は素晴らしい。特に透過光の黄色は見ていて飽きない。
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 沸壺の池への入口で、まっぴらさんが何かを見つけた。これは目立つ。それにデカイ! マムシグサであった。昔の人(学者かな?)は「よくもまぁー」という名前をつける。ママコノシリヌグイだのアキノウナギツカミだの………。これも野っぱらにある可愛い奴はウラシマソウとか名前を付けて、こいつにはマムシグサだ。また、茎のもようの感じがマムシにそっくりなんですよ。実がまた派手派手で、見る人を「ギョッ!」とさせる。沸壺へ向かう道すがら、たくさんマムシグサを発見した。

沸き壺の池(秋の歌メドレー)
 あらら、ここもテラスで囲んであります。唐土さんの白神山地の詩のCDの写真はここのものだが、テラスで囲むと全く趣が無い。池の左手に湧き水(かなりな勢い)があるが、そこも通せんぼになっていた。無粋なことはなはだし!である。青池から見ると観光客は1/3くらい。

 ここで、まっぴらさんは、秋の歌のメドレーを吹いてくれた。シーンとした森の中での演奏は、どんな感じだったのだろうか。木々の間にトランペットの音が吸い込まれていくような感じさへ受けた。アコ伴での歌もいいが、澄んだトランペットの音色は、独特である。周りにいた方々も大拍手であった。やっぱ、目立つ楽器ですよ。ペットは。

 秋の歌を堪能して、一路お茶屋へ………。途中ブナの実を探してみたが、今年は早かったのか、一粒も見つけられなかった。
 お茶屋で抹茶をいただいて、ブラブラと駐車場へ。途中で女の子が「何あれ!」とか言ってるのを見かけて、まっぴらさんが「あれはネー、マムシソウって言うんだよ。」得意げに教えてあげておりました。
 帰りは、旧サンタランド(現アオーネ白神十二湖)に途中下車。どこもかしこも名称だけ変更。十二湖の鳥や動物の名前になっていた。まぁー、それも良しか。

 旧勉強館(現白神海彦山彦館)を見たことがないので、見物することにした。宿泊できる施設で、特に、海側の部屋は「夕陽見物」にはもってこいのロケーションである。食べ物も地元の魚や野菜を提供してくれる。一回は泊まってみてもいいかなと思わせる場所だ。
 まだ、お昼を食べていない。まっぴらさんに聞いたら「まだ、そんなに空いてない」というので、入りたがっていた「不老ふ死温泉」の入浴に向かう。まっぴらさんの目的は露天風呂なので、真っ先にそっちに向かう。

 地元民というのは何時でも入れる思っているせいか、なかなか入るチャンスに恵まれない。前回入ったのは多分半年くらい前だろう。脱いだ着物に石を乗せてと………。
 入ったはいいが、かなりぬるい。結構混み合ってるし、中には女の子も。それと女の人。そー言えば、ここは2つに仕切られていて、入口に女湯と混浴って書いてたっけ。

 風も強く、肩を出していると寒いくらい。それでも、まっぴらさんは終始ニコニコと………。誰かが言ってたっけ、ここの風呂は鉄分が強い食塩泉なので「みそ汁の湯」と称してました。よくよく眺めて見ると、まさに「みそ汁」である。

露天風呂(混浴側)ミソ汁の湯

露天風呂でピース!うふふ…
 入っている記念写真を撮りたかったのだが、撮影は禁止なので上がりっぱな(脱衣所?)、でパチリ!だ。露天風呂を堪能して、内湯に向かう。泉質は同じなので、内湯もみそ汁。もう一個はブクブクのわかし湯。温泉を十二分に楽しんであがることにした。

 オラは東北のうたごえ交流会の時、時計を無くして(結局あったけど)えらい目にあったことがあるので、それからは忘れ物がないか脱衣籠をひっくり返して確認をするようにしている。そんで今回も「オラは、こーするんですよぉー」とまっぴらさんの目の前でひっくり返す。忘れ物は無し。

 が、こっからが大変。まっぴらさん「時計が無い!」と曰うじゃーないですか。ここに無いということは、露天風呂か車の中か??? まっぴらさん露天風呂へ直行。脱衣籠に時計は無し。見つからなかった。車にもなし。仕方がないのでフロントへ尋ねたが、ここにも届いていなかった。
ぺーじとっぷ
 念のためと、今度はオラが露天風呂へ。やっぱり混んでいて、脱衣籠が空くのをかなり待った。事情を話すと周りの皆さんも探してくれたが、やっぱり無い。こりゃー駄目かなと引き返すところに、まっぴらさん。「あった!あった!」と喜びの声。「えっ、何処に???」と聞いたら、内湯の脱衣籠の中にあったんだと。

 そっかー、あの時、オラの真似をしてひっくり返しておけば………。というドタバタがありまして、20分ほど、温泉滞在が長くなってしまいました。帝国主義いやいや、定刻主義者であるまっぴらさんでも、忘れ物は結構するらしく、過去には大事なトランペットを電車に置き忘れて、別の電車で追いかけ、事なきを得たということもあったらしい。でも、こんな話をしてくれるまっぴらさんからは、人間味あふれる人なつっこい人柄が、そのまんま伝わってきました。
 深浦に戻って、次は鯵釣りに挑戦だ。アカアミは出掛ける前に解凍してあるので、竿と仕掛け、手拭いを一式詰め込んで、役場脇の岸壁にgo! 昼前には大分人影もあったが、少なくなっていた。そろそろ暗くなりそうだし、ここは、まっぴらさんに楽しんで貰うことにし、仕掛けの準備は一人分だけにした。

 オラがお手本でアミ籠つけたサビキをドボン。即座にビビビッと食いついてきた。まさに入れ食い状態らしい。ここで、こーたらあーたら、釣り方を言っても覚えられんだろうし、まずは釣って貰う。

 チョポッ。かなり下まで入れる。即座に食いついたらしく竿を揚げる。鯵は2匹。が、なかなか仕掛けを手元に持って来れない。そーやってると鯵がはずれる、と思っていたら案の定1匹ポトリ。

ひ・ふー・みー・よー・五匹だ

どーです、この生きの良さ!
 ようよう、仕掛けを手元に。初の水揚げである。もう破顔一笑である。魚の外し方もなかなか大変そうだったが、沈黙を守る。サビキ投入、すぐ懸かる。これを何回かくり返したところで、外し方やらをアドバイス。やっぱ、面倒だな!と思ってるところへなので、直ぐに覚えていただいた。

 3匹が4匹、4匹が5匹と、一度に食いついてくる鯵がだんだん多くなってきた。小鰺とは言え魚体も大きくなってきた。まっぴらさんは、小躍りしながらつり上げている。止める気は毛頭ないらしい。オラは釣ってないので寒くなってきた。それに夕陽が沈んでから大分時間がたって暗い。

 ここは定刻主義者を逆手にとって、時間を決めて、大漁(多分80匹/時)のうちに納竿となった。まっぴらさん大喜びの鯵釣りでした。釣った鯵は、刺身(オラがさばいた)と骨センベイと唐揚げで美味しくいただきました。
 夕食は田中さんから「チャンチャン焼」を提供いただいた。鮭を大振りに切って、野菜を入れ、「漁師のチャンチャン味噌」とか言うので蒸し焼きにする食い物で、美味である。オラんちはbunママと二人なので、なかなかやれない。今回は初挑戦であった。

 まずは乾杯だ! まっぴらさんは、自分でつり上げた刺身と骨センベイと唐揚げに舌鼓。チャンチャンもたくさん食べて頂き、三人でほとんど平らげてしまった。

 夕食後、娘2号に頑張って貰ったビデオの鑑賞だ。第一部を一寸見て、やっぱ、まっぴらさんのミニ・コンサート。そして第3部の地底の歌。なかなか良く撮れていたが、たまに歌が途切れたりする部分があって、ちょい残念。
 これをカバーするには据え付けビデオと持ち運びビデオが必要かもしれない。あはは、編集できないくせに、こーいうことには頭が回る。

チャンチャン焼
 bunママは、どっかで片づけでもしているらしく、ビデオ鑑賞会の途中でいなくなった。ビデオも全部見ると3時間だから、あーたらこーたらとまっぴらさんと感想を述べあっておしまい。さすがお疲れなのか、まっぴらさん「早めに寝ます」ということでお部屋に引き揚げた。そー言えば、今日一日引っ張り回されて、疲れるのも当たり前かぁー、お疲れさんです。

深浦駅(隣に吉永小百合が…)
 さて、オラは眠くないし、どーすんべー………。深浦のうたごえの速報なんぞ、出来るわけもないし………。何の気なしに車庫をみてビックリ。昨夜来の洗い物やら、生ゴミやらがそのまんまだった。

考えると当たり前だ。昨夜はできないし、今日はこーいう塩梅でできないし………。と言うことで、生ゴミの後始末やら洗い物に手をつけ、目の着くところが終わったのは、夜中の2時過ぎ。まぁー、当然、ゴロン、バタリでそのまんま眠ったらしい。

 翌日、まっぴらさんは五能線で弘前へ。そこから空港まではバス。逢うは別れの初めではあるが、楽しい時間を共有できれば出来るほど、お別れは淋しい。深浦駅で写真を撮り、車窓からの顔が見えなくなるまで、手を振ってお別れをした。楽しい時間を、ありがとう!

弘前行の車窓

お見送り(後=大岩)
■写真は「まっぴらさん」撮影のものをお借りしました!■
ぺーじとっぷ
■ありがとう!!■■
深浦のうたごえver2008、大盛会のうちに終わることができました。地元は勿論のこと、青森県内一円から、秋田から、特に、東京からは大型バスを貸し切ってのバスツアー、仙台からのうたごえ仲間を加えて50名の参加でした。お陰様で、昨年をはるかに上回る参加者となり、途中で席を増やしたり、歌集が足りなくなるというパプニングあったり、始まる前から嬉しい悲鳴の大うたごえ喫茶になりました。これひとえにうたごえを愛する仲間のパワーの底力(そこぢから)だと思います。

 深浦のうたごえが終わって、地元の方々も県内あちこちから参加してくれた方も、「楽しかった!」「また来ます!」「またやって!」とお話しをしてくれています。また、青森県内でも、あちこちでうたごえサークルの芽が出始めました。これらが繋がって、もっともっと大きな太い輪になればと願っています。

 今回の写真もマルちゃんやゴンドラさん・まっぴらさん・永澤さんからたくさん拝借しました。ありがとう!