港(Bb)
大正少年唱歌6(大正8)

作詞
作曲
葛原しげる
梁田 貞


港の中の 賑(にぎ)はしさ
林と並ぶ 帆ばしらを
かすめて鴎が とびかはす
  ■ひらひら ひらひら ひらひらり
  ■ひらひら ひらひら ひらひらり

港の中の 賑はしさ
汽笛を鳴らして 小(こ)蒸氣が
大きな汽船を 縫ひまはる
  ■するする するする するするり
  ■するする するする するするり

港の中の 賑はしさ
沖より入り來る K船の
後より白帆の 船も來る
  ■さらさら さらさら さらさらり
  ■さらさら さらさら さらさらり

港の中の 賑はしさ
荷物を積む船 下ろす船
波止場に掛聲 勇ましや
  ■えんやら えんやら えんやらや
  ■えんやら えんやら えんやらや

●同名異曲: 國民唱歌1(明治33) 尋常小学3(明治45)
大正少年6(大正08) 小学新唱3(昭和07)

歌詞:11/12/08/midi:11/12/12/おけらの唱歌