轎車(Eb)
満州唱歌・尋常5年(昭和2)
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作詞
作曲 |
作者不詳 |
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1 |
風に首振る 高粱(コーリャン)の、
畑道帰る 轎車、
車囲(ほろ)の中にて 語りあふ、
■母の笑顔と 子の笑顔。
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2 |
町に並びし 呉服屋の、
大きかりしと、母言えば、
町の芝居の 鳴物の
■をかしかりしと、子は笑ふ。
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3 |
畑中道の うねり道、
らばの歩みは 遅けれど、
楡のこずゑの 見えそめて、
■はや近づきぬ、おのが家。
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歌詞:10/04/19/midi:10/05/10 |
■轎車=かごぐるま■=籠の車で、バスかトラック。小轎車=小型車のようです。 |
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