子羊(G)
満州唱歌・尋常4年(大正15)

作詞
作曲
作者不詳


おうち忘れた 子羊は、
おちちほしかろ、さびしかろ。
何時まで待てば、帰るやら。
赤い夕日が 沈むのに、
まだまだ子羊 帰らない。
  ■ゆりの花咲く 山すそで、
  ■親の羊が 呼んでゐる。

つれにはぐれた 子羊は、
広野をこえて、里こえて、
どこへまようて 行ったやら。
あたりがとっぷり 暮れたのに、
まだまだ子羊 帰らない。
  ■まきばの小屋で 悲しげに、
  ■親の羊が 鳴いてゐる。


歌詞:10/04/19/midi:10/05/05