祖国の柱(A)
国民歌謡/昭和11年

作詞
作曲
大木惇夫
服部良一

1: 高梁(こうりゃん)枯れて烏啼く
赤き夕陽の国境
思えば悲しつわものは
曠野の露と消え果てて
■今は眠るかこの丘に

3: 手向(たむ)けの花は薫れども
赤き夕陽の血に染みて
風愁々の音を忍ぶ
幽魂ながくとどまりて
■祖国を護れ亡き友よ

2: 祖国のために捧げたる
いとも尊き人柱
苔むすかばね霊あらば
わが呼ぶ声に谺(こだま)して
■塚も動けよ秋風に


歌詞:10/07/21/midi: