加藤隼戦闘隊(A)
昭和18年

作詞
作曲
田中 林平
朝日 六郎

エンジンの音轟々と
隼は征く雲の果て
翼に輝く日の丸と
胸に描きし赤鷲の
■印はわれらが戦闘機

干戈(かんか)交ゆる幾星霜
七度(ななたび)重なる感状の
いさおの蔭に涙あり
ああ今は亡き武士(もののふ)
■笑って散ったその心

寒風酷暑ものかわと
艱難辛苦打ちたえて
整備に当る強兵(つわもの)
しっかりやって来てくれと
■愛機に祈る親ごころ

世界に誇る荒鷲の
翼のばせし幾千里
輝く伝統受けつぎて
新たに興(おこ)す大アジア
■われらは皇軍戦闘隊

過ぎし幾多の空中戦
銃弾うなるその中で
必ず勝つの信念と
死なばともにと団結の
■心で握る操縦桿


歌詞:10/07/02/midi: