観艦式(A)
製作年不詳
|
|
|
作詞
作曲 |
池田敬之助
佐藤 清吉 |
|
1 |
御稜威(みいつ)あまねき 大君(おおぎみ)の
錦の御旗(みはた) 陽(ひ)に映えて
白銀(しろがね)の波 しずしずと
■進む御召艦(みふね)の 尊さよ
|
2 |
砲筒(ほづつ)の響き 天を衝(つ)き
万歳の声 海を蔽(おお)う
ますら武夫(たけお)の 真心を
■皇御帝(すめらみかど)に 捧げつつ
|
3 |
四方(よも)は 海もて囲まれし
秋津島根の 守りなる
誉れは高き いくさぶね
■みそなわすこそ 目出度(めでた)けれ
|
4 |
弥栄(いやさか)えゆく 国のため
幾千代(いくちよ)かけて 仇波(あだなみ)を
鎮めつくさん 欣(よろこび)びを
■いざや歌わん 諸共に
|
|
歌詞:10/07/02/midi: |
■作詞の池田敬之助は当時海軍大佐、昭和5年末から1年間戦艦金剛の艦長を務めている。退役後召集され、敗戦前日にフィリピンのタウイタウイ島にあった第3南遣艦隊第33警備隊司令官として戦死している。最終階級は少将。作曲の佐藤清吉は「江田島健児の歌」者でもあり、後に海軍軍楽隊の楽長を務めた。 |
|