月下の陣(A)
明治26年

作詞
作曲
永井建子

霜は軍営に満ち満ちて
秋気清しと詠じける
■昔のことの偲ばるる
■月の光のさやけさよ

ふりさけ見れば天の原
月は故郷も変わるまじ
■親同胞はうち寄りて
■吾を案じて語るらん

遠き山々近き川
千里の景も一色に
■隈なく晴れて影もなし
■隈なく晴れて影もなし

吾れ父母や兄弟を
思わざるにはあらねども
■君に捧げし身にあれば
■わが大君の敵国の

3番と4番=略 下らんまでは死を誓い
屍は野辺に晒すとも
■故郷の方は見もやらず
■勇み勇みて戦わん


歌詞:10/07/21/midi: