月下の歩哨線(A)
昭和14年

作詞
作曲
松葉 清香
長津 義司

どこでつくのか 鐘の音(ね)
夕餉(ゆうげ)の煙と 共に鳴る
遠い故郷が 偲ばれて
汲めども尽きぬ 思い出が
■護る歩哨の 胸をつく

空を仰げば 雲もなく
心を張りて立つ 歩哨
(きら)めく銃(つつ)の たのもしさ
甘い夜風 がほほなでて
■月に浮かぶは 父母の顔

夕べの月も 清かった
勝って来てよ 父さんと
後追いかけて 見送った
可愛いあの子の 日の丸が
■今も万歳 言うようだ


歌詞:10/07/02/midi: