1 |
朝日に匂ふ桜花
春や霞める大八洲
紅葉色映え菊香る
秋空高くふじの山
■昔ながらの御柱と
■立ててぞ仰ぐ神の国
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6 |
名に負ふ旅順の鉄壁を
砕く肉弾死屍の山
跳び越え跳び越え進み行き
不落の要塞奪ひたる
■父祖の血潮を受けし身の
■我等が意気は人ぞ知る
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2 |
三千年来一系の
皇統伝へて百余代
天祖の勅儼として
大義名分昭に
■国の礎いや固く
■久遠の光かがやけり
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7 |
建軍遠き昔より
弾雨の試練幾度か
身を鴻毛に比べつつ
山より重き義を守り
■勇士の誉いや高き
■勲や代々に輝かん
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3 |
君の恵の深ければ
内に平和の栄あり
国の守の堅ければ
外侮を受けずして
■文化の流れ汲み分けて
■進む一路は極なし
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8 |
如何なる幸か国民の
多きが中に選ばれて
国の干城と大君に
召し出されしつはものを
■股肱と仰せ給ひつる
■優詔何に譬ふべき
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4 |
世に比なき国体を
護りて結ぶ民族が
使命と進む王道の
障礙をなさんものあらば
■祖国の愛に燃え立てる
■われらが赤き血を知らん
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9 |
ああ国防の前線に
立てる我等の任重し
五条の御訓かしこみて
栄えある勤め励みつつ
■時し来たらば身を捨てて
■いでや示さん大和魂
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5 |
見よ奉天の一戦を
腥風荒び鉄火飛ぶ
真っ只中を益良夫が
勇敢決死凛々しくも
■敵を破りて勝鬨に
■天はどよみて地は撼ふ |
10 |
旭の御旗翻し
皇師堂々進む時
われらの腕は高鳴りて
熱血胸に迸ばしり
■翳す正義の旗風の
■向ふところに敵はなし |