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歌をわすれたカナリヤ(Bb)
戦後 6年生の音楽/昭和22年

作詞
作曲
西條 八十
成田 為三


唄を忘れた 金糸雀(かなりや)
(うしろ)の山に棄てましょか
  ■いえ いえ それは なりませぬ

唄を忘れた 金糸雀は
背戸(せど)の小薮(こやぶ)に埋(い)けましょか
  ■いえ いえ それはなりませぬ

唄を忘れた 金糸雀は
柳の鞭(むち)でぶちましょか
  ■いえ いえ それはかわいそう

唄を忘れた 金糸雀は
象牙の船に、銀の櫂(かい)
月夜の海に 浮かべれば
  ■忘れた唄をおもいだす



歌詞:08/03/29/midi:08/12/16-13/01/21/楽譜:bunbun(2016/04/16)おけらの唱歌

■曲のついた童謡として初めて発表された作品である。この曲の発表以降、童謡に曲を付けて歌われることが一般化した。

●1947年(昭和22)、小学校の音楽の教科書(5年生の音楽)に採用された際には、題名が『歌を忘れたカナリヤ』と改められた。