ローレライ(D)
戦後 中等音楽(一)/昭22年

作詞
作曲
近藤 朔風
ジルヘル
●以下の歌詞は女聲唱歌(明治42)のロオレライのもの


なじかは知らねど 心わびて
昔の傳説(つたえ)は そゞろ身に沁む
(さび)しく暮れゆく ラインの流(ながれ)
  ■入日に山々 あかく榮(は)ゆる
女聲唱歌(明42) 中等音楽1(昭22)
(うるわ)し少女(をとめ)の 巌頭(いはほ)に立ちて
黄金(こがね)の櫛とり 髪のみだれを
(と)きつつ 口吟(くちずさ)ぶ 歌の聲の
  ■神怪(くすし)き魔力(ちから)に 魂(たま)もまよふ

こぎゆく舟びと 歌に憧れ
岩根も見為(みや)らず 仰げばやがて
浪間に沈むる ひとも舟も
  ■神怪き魔歌(まがうた) 謡(うた)ふロオレライ

●異名同曲 ローレライ(昭和22) 二月の海路(明治21) 柳 桜(明治21)
橘 姫(明治43) おけらmidi


歌詞:08/03/29/midi:08/12/16/楽譜:bunbun(2016/04/16)おけらの唱歌