一太郎やあい(G)
小学新唱歌4/昭07


作詞
作曲
作者不詳


日露の役の 御用船
兵士(つはもの)あまた うちのせて
今や港を 出でんとす
  ■御船めがけて 呼ぶは誰
■出典:小學國語讀本(巻七)一太郎
御船は岸を 離れたり
岸より呼ぶは 老いし母
船の上にて 銃(つつ)をあげ
  ■答ふるその子 一太郎

家のことをば 案ずるな
お天子様の 御ために
御國のために つくせよと
  ■まことこもれる 母の聲

五里の山道 踏越えて
この一言を つげんとて
送り來し母 いでゆく子
  ■その名はとはに 朽ちざらん

●同名異曲: 小学國語読本(明治43) 新尋常小4(昭和7

歌詞:11/01/20/midi:11/02/14-16/02/20/おけらの唱歌