軍犬利根(G)
国民学校芸能科音楽(初等科音楽一)
|
|
作詞
作曲 |
作者不詳 |
|
1 |
行けとの命令 まっしぐら
かわいい軍犬 まっしぐら
カタカタ カタカタ カタカタ
■ダンダンダン 弾(たま)の中
|
2 |
あの犬うてうて うちまくれ
のがすなのがすな うちまくれ
カタカタ カタカタ カタカタ
■ダンダンダン 敵の弾
|
3 |
よし来いよし来い 利根(とね)来い来い
わたしだわたしだ 利根来い来い
カタカタ カタカタ カタカタ
■ダンダンダン 弾の中
|
|
■戦争を背景にした唱歌で、「初等科国語(一)第二十二課「軍犬利根」の物語に取材している。利根は文子という少女が飼っていた軍犬の小犬である。彼女は利根に言葉を教え、大きく育てたが、ある日、北支へ出征していった。そこで敵弾の中をくぐり、通信を持って部隊と部隊の間を走る重要な任務につき、体に敵弾をうけても使命を果たした。唱歌は軍歌調で、雨のように飛んでくる弾の中を走りぬける利根を描き、その勇敢で責任感の強い働きを賞賛している。 |
金田一晴彦/日本の歌唱2/中央公論社 |
|
歌詞:08/12/17/midi:09/01/05-16/01/23/おけらの唱歌 |