春は露(G)
検定小学唱歌6(昭和04)

作詞
作曲
山田美妙斎
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春は露の曙 あやなき雲もそめて
匂ひこぼるる朝日の櫻 散ればさてぞたふとき
夢ののひまのえいぐわは
 ■たのみがたきものとて さぎよしさても

夏は風の夕暮 心とともにかれぬ色も
涼しき野草の穂波 うてばさてぞたふとき
そだてこやす血しほに
 ■しなばやがてしとねと たのもしさても

秋は霧のぬれがみ 味方も敵も同じ袖につそみて
かがりももれずもれぬ
さてぞたふとき天地つゝむかひなに
 ■太刀も戈(ほこ)もたゝじと 勇ましさても

冬は雪のしろがね こころと共に清き色も
けがれで花咲く梢 咲けばさてぞたふとき
消ゆる閑(ひま)のしばしを
 ■さらばせめてなごりと 床(ゆか)しやさても


歌詞:09/08/02/midi:09/11/28