冬景色(G)
尋常小學唱歌(第五學年)/大正2年

作詞
作曲
作者不詳


さ霧(ぎり)消ゆる 湊江(みなとえ)
舟に白し、朝の霜。
ただ水鳥の声はして
  ■いまだ覚(さ)めず、岸の家。

(からす)(な)きて 木に高く、
人は畑(はた)に麦を踏む。
げに小春日(こはるび)ののどけしや。
  ■かえり咲(ざき)の花も見ゆ。

(あらし)吹きて 雲は落ち、
時雨(しぐれ)降りて日は暮れぬ。
(も)し燈火(ともしび)の漏(も)れ来ずば、
 ■それと分かじ、野辺(のべ)の里。

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新おけら歌集(07/12/12-12/11/30) /楽譜:bunbun(2016/04/16)おけらの唱歌
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