忠臣(G)
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作詞 作曲 |
中村秋香 多 梅稚 |
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1 |
楠正成(其一) 東魚(とうぎょ)は躍りて 波起こし 西鳥(さいちょう)翔(かけ)りて 空掩(おほ)う 常闇(とこやみ)のよの 雲分けて 沈める日影 回(かへ)しつる 君が勲功(いさを)は 天津日の 照らさん限り 湊川 臣(おみ)の鑑(かがみ)と 輝きて ■鎮まりませり 御霊代(みたましろ) |
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2 | 名和長年(其二) 先ず六波羅に とゞろきて 鎌倉山を 吹きまくり 関八州を 靡(なび)かしゝ 船上山(ふなのへやま)の 山おろし 烈(はげ)しかりつる その功(いさを) 誰か仰がぬ 人かある 類(たぐい)なかりし その操 ■誰か慕はぬ ものかある |
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3 | 兒島高徳(其三) 高嶺の紅葉 散り果てゝ 笠置の山の 秋寒く 檜原のみゆき 且(かつ)消えて 杉坂峠 風すごし 嗚呼その櫻に 咲出でし 日本心(やまとごゝろ)の 花の色は 雨に嵐に うつろはで ■とはに匂へり かぐはしく |
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4 | 楠 正行(其四) 北山颪 寒けれど 墨田 池尻 八尾 誉田 結びし氷も 解けぬべく 南の風ぞ かつきほふ 忠孝ともに 全(また)くせし 君が勲の あとゝへば 如意輪堂の 月暗く ■四条畷に 雨咽(むせ)ぶ |
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歌詞:2008/07/14/midi: |