水およぎ(G)
新編教育唱歌集5(明治39年)

作詞
作曲
作者不詳

夏の休は 來りけり
あつきさかりは 迎へたり
いざ、師の君に 随うひて
  ■およぎならはん 諸共に

   からだはKく 肉こえて
病いるこん 隙もなし
およぎの功(いさを) たゝへつゝ
  ■うたへや波と 諸共に

空までつづく 海原の
水を教の にはとして
打てよや 波の大鼓(おおつづみ)
  ■蹈(ふ)めよや 波の足拍子

海を愛して 恐れぬも
(およぎ)覺えし 身の徳ぞ
今は泳も 覺えたり
  ■いかでか水に 溺るべき

楽しき聲を 友として
今日は暑さを 忘れたり
よせ來る汐の 早き瀬に
  ■明日(あす)も身軆を 鍛へまし

大海原に かこまるゝ
わが日の本の 國のため
廣き四海を 家として
  ■國の名あげよ 君のため


歌詞:09/04/10/midi:09/08/101