四季の富士(D)
新編教育唱歌集4(明治39年)

作詞
作曲
作者不詳





合唱

霞める空に 消えのこる
富士の高嶺の 春の雪
ゆきかふ汽車の 窓のうち
旅する人の ながむらん
  ■あな、おもしろの 山の景色
  ■あな、なつかし 春のながめ
●以下■部分=合唱
涼しき波に 影うつす
富士の高嶺の 夏の雪
田子の浦曲(うらわ)に こぎいでて
釣りする海士も ながむらん
  ■あな、おもしろの 山の景色
  ■あな、なつかし 夏のながめ

夕日の空に はえまさる
富士の高嶺の 秋の雪
吉野龍田の 花もみぢ
まがめもいかで およぶべき
  ■あな、おもしろの 山の景色
  ■あな、なつかし 秋のながめ

つもるが上に 積りそふ
富士の高嶺の 冬の雪
清くけだかき 姿よと
四方の國人 あふぎ見ん
  ■あな、おもしろの 山の景色
  ■あな、なつかし 冬のながめ


歌詞:09/04/10/midi:09/06/01