白蓮白菊(C)
新編教育唱歌集4(明治39年)

作詞
作曲
作者不詳


泥のうちより ぬけいでて
にごりにし(染)まぬ はなはちす(蓮)
月の光が ひるすごく
霜とさゆれば 夏さむし
亂るゝ露は たまとみえ
かをれる風は 身にぞしむ
  ■氷のすがた 雪の色
  ■つゆなけがしそ 世のちりに

草木もかれし 園のうち
雪にも色は まさりぐさ
いただく霜は 身をよそひ
さえゆく月は 香ににほふ
露はくすりと きくのみず
梅はみさをの おのがとも
  ■暗(やみ)の夜さへ 照すなり
  ■東離のもとに 書(ふみ)や見ん書や見ん


歌詞:09/04/10/midi:09/06/01