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教えて「てのうた」手話 |
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髭爺 一般人(2回)-(2006/01/15(Sun) 14:05:43) | |
bunbun様、bunママ様 昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。 さて、私たちのサークルで、すずききよしさんの「てのうた」を、手話付きで 覚えようということになりました。bunbunさんも、この歌をイラスト付きで載せてくださっているのですが、いくつか良くわからない部分があります。くわしく解説して下さる方、いらっしゃいませんでしょうか。特に、 @ その手(手のひらの向き) / A ための / B ものを / C つかむ D みんなと / E つなぐ(となりの人と?) / F つくる などを、詳しく教えてください。 |
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Re: 教えて「てのうた」手話 | |
すずききよし 大御所(377回)-(2006/01/16(Mon) 00:15:06) | |
今晩は。ブンブンさん、鬚爺さん。 作者のきよちゃんです。さっきまで仕事していて、今風呂から出てきたところです。おけら見て吃驚、でもね。今裸で錬功中ですから。 風邪引くから明日事務所からカキコします。お休みなさい。 |
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Re: 教えて「てのうた」手話 | |
すずききよし 大御所(378回)-(2006/01/16(Mon) 14:52:41) | |
髭爺さま。お答えします。 @は、左の掌をお客さんの方に向けて開き、右手の人差し指でそれを示します。左右の掌は、ハの字のかたちになりますね。……… 中略………(下図の手話イラストを参照) 手話は、言わば当て字ですから、笑顔で「言葉を判って貰おう」と言う気持ちを全身で表現する気持ちで歌いながら、リズミカルに表現してください。 昨年、東京の築地の保育園の園児達が、まるでお遊戯をするみたいに、ニコニコと、元気一杯に見せてくれました。凄く感動しました。要はハートですね。 元々は、「障害者(児)作業所」の皆さんが、手、指を使って、簡単な作業を身に着ける毎に、知育が急速に進んでいくことを歌で表現しよう、と作った歌ですが、或る大学教授が「この歌は『世界で最も短い進化論ですね。」と仰いました。「一番の歌詞では、霊長類しか出来ない『掴む』二番では、学習を三番では、『作る』(労働する)で、猿から人類への進化で労働の果たす役割を見事に表現してますね。」とのことでした。 尚、手、指を使うのは、脳卒中、脳溢血、などや、認知症の治療にも良い結果を出しています。 |
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Re: 教えて「てのうた」手話 | |
webmaster 大御所(1703回)-(2006/01/16(Mon) 18:17:36) | |
★さすが きよちゃん 正確+迅速+思いやり………言うこと無しでおます。ありがとうございました。こんな時、この掲示板も「お絵描き」など出来るとと思いますが、そー何回もあるもんでもないし………などと、自己弁護をしてました。 あれは明日ですね。今日はきよちゃんの思いを込めて「悲しみの向こうの明日に向かって」をBGMにしました。11年目を迎えるのですが、復旧経過はどのようなものなのでしょうか??? 見た目と心的なものはちがいますからね。 そー言えば、昨年の2月からお目にかかっていませんね。今年も遊びに行きたいですね。きよちゃんが暇な折りに。 (^^)/~~~ |
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Re: 教えて「てのうた」手話 | |
髭爺 一般人(3回)-(2006/01/16(Mon) 22:27:57) | |
bunbun様、すずききよし様 書き込み、ありがとうございました。「のび」のエーちゃんからも、資料をいただきました。早速サークル(千葉と神奈川)で、練習してみたいと思います。 昨年一昨年と、NHKの趣味講座でやっていた「翼をください」の手話をやっていて大好評だったのですが、新しいのを覚えたいねということで曲を探していたら、メンバーの一人がこの歌の楽譜を持ってきました。医療関係のサークルですので、患者さんも含めてやっていけそうで、練習が楽 しみです。 「悲しみの向こうの明日に向かって」、初めて聴かせていただきました。明日は友人のトランペッター・まっぴらさんが、今年も(毎年行っている)神戸で演奏するそうです。 髭爺こと吉川敏男でした。 |
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Re: 教えて「てのうた」手話 | |
webmaster大御所(1704回)-(2006/01/17(Tue) 15:19:29) | |
★こんち 髭爺どの さすが「きよちゃん」でしょ。仕事キッチリですよ。見習わなくっちゃネ!お勉強して、サークルでご披露下さい。そんなに難しくはないのでオラでも大丈夫でした。 今日のTV(民放)で場所は分かりませんがトンペットを吹いている方(眼鏡なし+髭なし)がおりました。曲は忘れました。NHKのTVでも追悼の放送をしてましたが、出てきませんでしたので再確認は出来ず仕舞い。今日は一日、献花の列が絶えない感じですね。 |
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続「てのうた」手話 | |
髭爺 一般人(4回)-(2006/01/25(Wed) 21:20:00) | |
bunbun様、すずききよし様 「てのうた」手話の件では、丁寧に教えていただいて、ありがとうございました。でも、実際に始めてみたら、1ヶ所だけどうもすっきりしないので、改めて教えてください。 それは、「もの」を表す手話です。 「親指と人差し指で輪を作り、手首を手前にひねる」と教わった、という人がいるのです。親指と人差し指を開くのか着けるのかの違いです。「もの」というのは漠然としていて、きよちゃんの教えてくれたのも、この人が教わったというのも、どちらも正しいのかもしれませんが、詳しいことがわかったら教えてください。 |
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Re: 続「てのうた」手話 | |
webmasterl 大御所(1712回)-(2006/01/25(Wed) | |
★んばんは 髭爺さん 12月の髭爺photo、ダンケシェーンです。今度は「♪呑んでー呑んでー 呑まれて 呑んでー」と 朝の乾杯でもいたしましょう。って、春になんないとなぁー………。その前に「♪春ーよ来い 早ーく来い」か。(>_<) 随分凝ってますね。いやいや方でなく「手」の方に。んーここは、東北を代表する手話の大家にお願いしましょう。んじゃ、kyoukoちゃん、よろしくお願いいたします。 m(_ _)m (^_^)/~ |
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続々「てのうた」手話 | |
流れの相方 一般人(3回)-(2006/01/26(Thu) 11:47:18) | |
寒中お見舞い申し上げます。 ご無沙汰してました。名前が出てきたのでちょっとお邪魔します。 手話に“モノ”という手話表現はありません。きよちゃんが表現しているのは“いろいろ”という手話表現だと思います。それは“ちがう”という手話を横移動させることによって、違う違う違う、と繰り返して“様々な種類のもの”という表現になるのです。 また髭爺さんのお知り合いの方がおっしゃってらしたのは、多分指文字で“モノ”と表現されたのだと思います。“モ”というのは手のひらを上にして、人差し指と親指だけを伸ばし、あとは握って、広げていた指をぶつけます。また、“ノ”は人差し指一本を、前に向け空中にカタカナの“ノ”を書け ば表現できます。文章にすると難しくなってしまいますが……(ここに絵が書けるといいのにね)。 手話はこれは間違いということはありません。様は気持ちです。伝えたい! という気持ちがあれば不思議なほどに通じるものです。歌を手話で表現するのをきっかけに、手話に興味をもってもらえるととても嬉しいです。 京子ちゃんでした まる |
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Re: 続々「てのうた」手話 | |
webmaster 大御所(1713回)-(2006/01/27(Fri) 16:24:04) | |
★こんち 相方さまぁー どーもね、分からん事があるとすぐ「ふっちゃえ!」なもんですから。解説どーもありがとうございました。 手話=気持ちですか。そー言えば、某高校に耳の不自由なマラソンランナー(名前は忘却)が来てワラハンドにしゃべっていましたが、身振り手振りでも、自分の気持ちを相手に伝えることが一番大切と言ってましたね。そっかー!と思わずうなづき、「んじゃー、手話なんていつでも出来るさ」を決め込んで爾来10数年、その間に、記憶力と気力がすっかり低下してしまいました。 やっぱね、何事若いときが「洟」じゃないって「華」なんすよ!! ああ、メンタルつまり自認じゃなくって、フィジカルにってーことです。よく言うでしょ、若いときの苦労は買ってでもやれ!!ってさ。 そっち方面、青空だらけでしょ。お日様、宅急便で送ってくんないかな。雪とかしたんだよなー………。(^^)/ |
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Re: 続々「てのうた」手話 | |
髭爺 一般人(5回)-(2006/01/27(Fri) 17:34:47) | |
bunbun様、京子様 いろいろ教えていただいて、ありがとうございます。 友人が手話の辞典を持っているのですが、そこにも「違う」を連続させて「いろいろ」とすると出ていました。この場合は、単一や固定された「もの」ではなくて、「いろいろ(さまざま)なもの」というところから、この形になったのだろうと推察されますね。 ただ、この辞典には「もの」についての手話も出ています。それは、親指と人差し指の先をつけて、いわゆる「お金」をつくり、手首を返して横向きに手のひらを自分の方に向ける、というものでした。お金で買ったものという表現でしょうか。 いずれにしても、皆さんの御協力で、かなり確信を持って、練習に入れそうです。 実は、昨年と一昨年の2年間にわたり、NHK趣味講座でやっていた「翼をください」を、手話付きで歌っていましたが、新しい曲が欲しくてようやく「てのうた」にたどりつきました。bunbunさんの言うような「凝っている」ではなく、サークル員から疑問が出された時に、「ここに出ているから、その通りやればいいんだよ」ではなく、なるほどと思える答えを提示できればと思ったのです。それが、この「てのうた」にふさわしい歌い方だと思います。 この歌、歌っていると胸が熱くなります。学習して・行動して・連帯して。本当に、今必要なことばかりですよね。いい歌にめぐりあえました。「きよちゃん」ありがとう。 |
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Re: 続々「てのうた」手話 | |
すずききよし 大御所(382回)-(2006/01/27(Fri) 23:53:26) | |
一番最初にありますので「全略」いたします。ごめんね、きよちゃん! |
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Re: 続々「てのうた」手話 | |
samy mail ファミリー(183回)-(2006/01/28(Sat) | |
手のうたとその手話が同時に生まれたエピソードますます、この歌と手話が大好きになりました。きよちゃん ありがとうございます。 |
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Re: 続々「てのうた」手話 | |
髭爺 一般人(6回)-(2006/01/29(Sun) 17:56:00) | |
きよちゃん 素晴らしいお話を、ありがとうございました。 また、「もの」を「いろいろ」という手話で表現したのは、本質的で的確なものだったと思います。ただそのこと自体を、きちんと説明することが必要ですね。そうすれば、歌(手話)への思いもさらに深まると思います。 bunbun様、京子様、きよちゃん、重ねてありがとう。 |
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有難う鬚爺さま、皆様 | |
すずききよし 大御所(383回)-(2006/01/29(Sun) 22:39:48) | |
鬚爺様、そして「てのうた」を可愛がってくださる皆様。今晩は。 本当に有難う御座います。本当に翻訳って難しいですね。実は、仰るとおりに「もの」について悩んだのです。 で、結局単純化して、今の形にしていたのですが………。 「もの」が所謂「物質」としての「もの」とは言い切れず、抽象的な側面もあるのですよね。 1コーラスは、出発点は霊長類が、第1指と他の指が対向して屈曲する為に、「物・(木の枝)」を掴む事が出来て樹上生活が得意だった事、だから「樹から降りてサバンナで生活する様になった時、手を自由に使える様になった。 そのことは2足歩行の能力を習得する為にも、大きな成果を挙げる事が出来た。」又「2足直立歩行」が脳の成長に極めて大きな役割を果たす事は、「周防の猿回しの復活」に際しての、観察取材で私自身が確認したことでもあります。(脱線失礼) 本能的に掴む事の上手な小猿に、太鼓の撥を握らせ、頭の後ろに掛けます。すると2足で直立します。そうして背筋を何度も擦り、背筋をマッ直ぐにして歩かせるのです。 この課程を終えてから訓練すると、普通のお猿の何十倍も速く芸を覚えるのです。これ以上は企業秘密ですから言えません。 話は戻って、「2コーラス目では、手を使う様になった霊長類は、学習力が著しく上昇した。」この事実は共同作業所や、養護学校における技能指導でも大きな成果を挙げているし、高齢者の脳梗塞や脳出血による障害のリハビリの時の、指の運動の果たす 大きな役割からも実証できます。この「ものを学ぶ」は当然物質の「物」では有りませんしね。 実は、英訳する時にも悩んだのです。「もの」を「つかむ」の「もの」も「つかむ」も・・・。掴むでも、攫むでも、把むでもないし、「ホールド」でも「キャッチ」でも違うし………。 3コーラスでも「ものをつくる」は「作る」にしていますが、これも単純化して、物質の「ものを作る(造る)」にしていますが、「幸せな未来社会をつくる」であれば、「創る」でもある訳で、この歌ほど悩んで悩んで創った歌は、私自身も珍しい程です。 因みに「プロの囲碁や、将棋の名人達人達は、姿勢を正し正座して戦ってますね。脳の活性の為に知能の発達の為には、背筋を伸ばして、正しい姿勢をとる事が(血液の循環)重要な様です。 脱線しましたが、煎じ詰めた所で、手話の手指の動きも大切ですが、それに劣らず重要なのは、「言葉をはっきり唇を動かして、発音しながら、出来るだけ明るい豊かな表情で、伝えようと言う心を前面に出して、全身で表現することが大切だ」と、聴覚障害 のある方のご意見でした。 きよちゃんでした。 P,S 今後とも私の作品に遠慮なく貴重なご意見を聞かせて下さい。大変勉強になりました。 |
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Re: 有難う鬚爺さま、皆様 | |
webmaster mail 大御所(1716回)-(2006/01/30(Mon) 12:09:58) | |
★こんち きよちゃん んーすんばらしい!!「てのうた」にそんな経緯があり、手話の中にこんなに深い思いが込められていようとは………。どーもメンタルというより生活のインフラというか土俵というか、そこら辺がジェンジェン違うんですね。オラノはビーフーウーの藁の小屋みたいなもんですね。 メグサガリ屋(恥ずかしがり)のlunatyさんという方が、ここ一連のてのうたシリーズにいたく感動して、レポートにまとめてくれました。そのうち「てのうたレポ」としてupしたいと思っています。(しかし、あのレポ、どーやってUPすんのかな???) ここに直接はカキコしないものの、心に深く刻み込んでいらっしゃる方が沢山居ると思います。これからも陰付け陽に付け、きよちゃんのお話をお聞かせくださいませー。 |
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Re: 有難う鬚爺さま、皆様 | |
bunママ 一般人(1回)-(2006/01/30(Mon) 14:53:49) | |
きよちゃん、吉川さま、京子ちゃん、サミーさま、皆さまのカキコで、思いを新にしております。 今後「てのうた」を歌う時、聴く時は、深く心に刻んで参ります。本当に有難うございます。 これからも、おけら掲示板をよろしくお願いいたします。 |
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