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●ちろろちろろシロチドリ
●昔語りを鳴き交わす
おじいの話はいちめんの
サンゴの白い砂の道
砂洲の朝夕 潮満ち干
竜宮城かと見えたそうな
夢の景色に魅せられて
■おばあと暮らす砂洲の家
■ふたりで塩を採ったそうな |
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●ちろろちろろシロチドリ
●昔語りを鳴き交わす
いまもおなじよ大切な
干潟の海を埋めるそうな
潮の満ち干のふしぎさを
守るいのちも絶やすそうな
美(かな)しい景色を打ち壊し
■おじいとおばあの思い出も
■やがては海に消えるそうな
●ちろろちろろ シロチドリ
●昔語りを鳴き交わす
▲人の愚かさ鳴き交わす |