カンタータ「土の歌」

作詞:大木 惇夫
作曲:佐藤 眞
■大地讃頌を調べていたら、いろいろ分かってきました。大地讃頌は合唱の世界ではとても有名な曲です。中学校や高校での音楽祭や卒業式には当然と言っていいほど演奏される名曲です。この曲は有名なのですが、ある曲の一部分に過ぎません。そのある曲というのは「混声合唱のためのカンタータ土の歌」と言います。大地讃頌はその中の第7章「終曲」にあたります。全曲を通して聞いて、歌ってみて初めて「大地讃頌」のもつ意味がわかるのかも知れません。

■曲を全てUPするのは無理としても、歌詞だけでもUPしますので、味わってみてください。ちなみに、bunbunも通しで聞いたことはありません。(>_<)
by bunbun(2006/10/01)

混声合唱のためのカンタータ 土の歌「1962年(昭37)」
第一楽章: 農夫と土 第五楽章: 天地の怒り
第二楽章: 祖国の土 第六楽章: 地上の祈り
第三楽章: 死の灰 第七楽章: 大地讃頌
第四楽章: もぐらもち

大木 惇夫(おおき あつお)
■1895年(明治28年)4月18日-1977年(昭和52年)7月19日)広島県生まれ。
■詩人、翻訳者。作詞家。本名は軍一(ぐんいち)、広島市天満町(現在の西区天満町)出身。太平洋戦争(大東亜戦争)中の戦争詩で有名だが、歌謡曲の作詞や児童文学作品も多い。
■戦後は戦時中の愛国詩などによって非難を浴び、一転して戦争協力者として文壇やマスコミは徹底的に無視され、一部の心ある出版社から作品を出版しながら、校歌の作詞等をしながら生涯を過ごした。
■1961年(昭和36年)には依頼により作成した「鎮魂歌・御霊よ地下に哭くなかれ」の詩碑が故郷である広島市の平和公園に建てられている。 by ウィキペディア


佐藤 眞(さとう しん)
■1938年(昭和13年8月24日)茨城県生まれ。
■東京藝術大学音楽学部教授。 東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校校長。東京芸術大学音楽学部教授を2006年に退官。芸大とのかかわりが50年に及んだ唯一の存在。
■下総皖一、池内友次郎に師事。東京藝術大学在学中の作品、「交響曲第1番」が1961年日本音楽コンクール第1位入賞と特別作曲賞を受賞、同年の混声合唱組曲「蔵王」、翌年のカンタータ「土の歌」等で作曲家としてデビューした。
■豊かな音楽性が正統的な優れた作曲技法により息づく作品は力強い。合唱作品はアマチュア合唱団にも広く愛好され、作品も多い。管弦楽作品も力作揃い、「管弦楽のための変奏曲」などがある。ピアノ協奏曲を始めピアノ作品も数多く、子供のための小品もたくさんある。オペラ「犀」をはじめ5作品があり、地方オペラの興隆にも力を注いでいる。


新おけら歌集(06/10/01)