トロイカ 【Am】
+別名:郵便トロイカは走る+

詞曲
訳詞
ロシア民謡
山之内重美


駆けるよトロイカ矢のように 母なるヴォルガ沿い
 ■馭者は歌うよ 悲しげに鞭振り上げて
 ■馭者は歌うよ 悲しげに鞭振り上げて
●……以下■は繰り返し……
聞いてくれ旅の人 おれの恋の歌
 ■いとしあの娘と鈴鳴らし 駆けたこの道
●同名異曲 トロイカ トロイカ(井上) トロイカ(矢沢)
●異名同曲 郵便トロイカは走る
それはある冬の朝 金持ちの旦那が
 ■おれのあの娘を見そめて 二人を裂いた

走るトロイカ止めて 馭者はうなだれる
 ■ああ苦しいこの胸は 張り裂けそうだ


郵便トロイカは走る

訳詞 東大音感合唱団
走るトロイカひとつ 雪のヴォルガに沿い
  ■はやる馬の手綱取る 馭者の歌かなし
  ■はやる馬の手綱取る 馭者の歌かなし
●……以下■は繰り返し……
何を嘆く若者 尋ねる年寄り
  ■何故お前は悲しむ 悩みはいずこ
去年のことだよおやじ 好きになったのは
  ■そこへ地主の奴めが 横槍を入れた
クリスマスも近いが あの子は嫁に行く
  ■金につられて行くなら ロクな目にはあえぬ
むち持つ手で涙を 馭者は押し隠し
  ■これでは世は末だと 悲しくつぶやく
ポトムチーツァ トロイカ パチターバヤ
パボルギェマウト シキェ ジモーイ
 ■ヤムシーク ウニィラ ナペバーヤ
 ■カチャー イェドブイネイ ガラボーイ



新おけら歌集(07/11/15)ユーラシアブックレト70 / 楽譜:bunbun(2014/10)
トロイカというのは三頭立ての馬橇(そり)のこと。本来の詞は恋人を金持ちの旦那に取られて嘆いている歌なのだそうです。テンポもかなりユックリ目で切なく歌う曲。 トロイカうんちく