ぞうれっしゃよはしれ 【G】

作詞
作曲
清水 則雄
藤村記一郎


僕たちの胸から 真っ直ぐに伸びたレールは
遙かな野山越え 象たちのもとへとどく
 冷たい冬が過ぎ 春を迎えたように
 今こそ伝えよう あふれる喜びを
長い戦争を生き抜いた象たちに
象たちの命を守った人たちに
   ■象列車よ急げ 闇をさいて走れ
   ■象列車よ急げ 空をかけて走れ

僕たちの胸から あふれ出た熱い思いが
一つに集まって 走らせた象列車
 小さな僕たちでも 心を一つにすれば
 夢だってかなうと 信じよう今こそ
夢を戦争で 無くした人たちも
新しい時代を生きて行く人たちも
   ■象列車よ急げ 闇をさいて走れ
   ■象列車よ急げ 空をかけて走れ

●こちら「ぞうれっしゃ」の全曲!



新おけら歌集(02/03/12) / 楽譜:ビーさん(2004/09)

■1986年、愛知県で初演された合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」の一曲。以来各地で再演され、歌い手は延べで10万人余、聴衆は延べ100万人に達する。敗戦の荒廃の中、ひとめ象を見たい子ども達の運動(東京の子ども議会)が大人達を動かした実話に基づいている。