その手の中に【Db】

作詞
作曲
砂入 りえ
安広 真理


生まれたばかりの 命を抱き上げる
その手の中に 愛はある
同じ空を見上げ人は
今日も明日あすも生きてゆくのに
憎しみ合い傷つけ合い 命さえも引き替えに
  ■何を手に入れると 言うのだろうか
  ■戦争はいらない その手の中に

星降る夜に 祈りを捧げる
その手の中に 夢はある
たとえそれがどんな国の
空の下であったとしても
戻らない人の名前を 呼ぶその声は同じ
  ■私にできることは いま歌うこと
  ■戦争はいらない その手の中に

同じ空を見上げ人は
今日も明日あすも生きてゆくのに
憎しみ合い傷つけ合い 命さえも引き替えに
  ■何を手に入れると 言うのだろうか
  ■戦争はいらない その手の中に




新おけら歌集(03/09/21) / うたごえツアーin長崎(03/08)
楽譜:ビーさん(2004/09) / check keiさん(05/07/14)

■2002年日本のうたごえ祭典in福岡の青年のステージに向けて創作された。
 自分たちにフィットする歌がほしいと、九州青年合唱団指揮者・砂入りえさんが詩を書いた。合唱団福岡あらぐさピアノ伴奏者・安広真理さんが作曲だが、詩と曲は別々に作られ、祭典に向けた創作台宿(6月、長崎)に持ち寄られて完成した。
 その年の秋に出産を控えていた砂入さんだが、母親の視点のみならず、人間がいちばん人間らしい瞬間を想定して詩作。
 創作後、砂入さんは切迫早産と産後のトラブルにみまわれた(無事、出産)。その入院中、1つの命のために力を合わせる人々に、人間のあるべき姿を改めて感じたという。
うた新「歌の小箱」21(06/06/19)