底冷えの工場から【Em】

作詞
作曲
加藤雅友
1: 底冷えのする工場のかげで
おれは一人穴を掘る
電気技術のこのおれが
なんで穴掘りさせられる
業務命令は絶対などと
おれの仕事を取り上げた
■穴を掘れというのなら
■地球の底まで掘ってやる
■掘り抜いた穴から
■青空がのぞくまで

3: 底冷えのする工場から
さびしく去った仲間たち
家族かかえてさむ空に
今ごろ何をしているだろう
希望退職150人
切り捨て御免の人べらし
■たたかう心はくじけない
■働く仲間よ胸をはれ
■底冷えの町に
■太陽がのぼるまで

2: 底冷えのする工場のすみで
私は今日もトイレのそうじ
部品検査のこの私
机も椅子もうばわれて
課長が出てきておどしをかける
おまえは邪魔だやめてゆけ
■そうじをしろというのなら
■社会の汚れもふいてやる
■ふいたあとから
■あしたが見えるまで



新おけら歌集(09/03/16/) うたこえ世相歌 / 楽譜:ビーさん(09/09-13/08)

■歌う弁護士、加藤雅友氏が作った曲。今(2009春)の世相にピッタシだと、再び注目を集めている歌のようです。この歌が作られた経緯及び現在形は「横井久美子」さんのHP(左のアイコンをクリックして!)に詳しく掲載されていますので、ユックリとご覧下さい。
■おけらmidiにある加藤氏の曲は、この他に「夏草の中で」「職人音頭」があります。この曲に出逢うまで、弁護士であることも、仙台在住であることも知りませんでした。

●midiはPCによって音環境が異なります。今回は「コーラスAh」を多用しましたので、当分mp3でのupとしましたので、一緒に歌ってください。