雪山讃歌 【G】

作詞
作曲
西堀栄三郎
モントローズ

雪よ岩よわれ等が宿り
■俺たちゃ街には
■住めないからに
●俺たちゃ…ref…

あれて狂うは吹雪か雪崩れ
■俺達ゃそんのもの
■恐れはせぬぞ
●俺たちゃ…ref…

シール外してパイプの煙
■輝く尾根に
■春風そよぐ
●俺たちゃ…ref…

雪の間に間にキラキラ光る
■明日は登ろよ
■あの頂に
●俺たちゃ…ref…

煙い小屋でも黄金の御殿
■早く行こうよ
■谷間の小屋へ
●俺たちゃ…ref…

朝日に輝く新雪踏んで
■今日も行こうよ
■あの山越えて
●俺たちゃ…ref…

テントの中でも月見は出来る
■雨が降ったら
■濡れればいいさ
●俺たちゃ…ref…

山よさよならご機嫌よろしゅう
■また来る時にも
■笑っておくれ
●俺たちゃ…ref…

吹雪の日には本当に辛い
■ピッケル握る
■手が凍えるよ
●俺たちゃ…ref…





おけら歌集(01/02/12) / コロポcheck(03/08/06)
楽譜:ビーさん(2004/09)
■元歌は19世紀半ば米国西部開拓時代を歌った「いとしのクレメンタイン(1884年発表)」。1926年、群馬・鹿沢温果でスキー合宿をした京都帝国大学の山岳部が天候悪化で宿に足止めを食った際に、退屈紛れに創作。後年、第一次南極越冬隊隊長、日本山岳会会長等を務めた西堀栄三郎(1903〜89)らが、お気に入りの「クレメンタイン」に思いつくまま詞を当てた。曲は三高(京都大学前身)の外国人教師が教えたという(軽井沢観光ガイドより)。
 山岳部で、また寮歌として歌い継がれ、戦後、ラジオでヒット(51年)、ダークダックスが紅白で歌う(59年)等、一般に愛唱されるようになった。
 元歌は46年のJ・フォード監督映画「荒野の決闘」に採用されてから全世界に様々な歌詞で広がっている。
うた新「歌の小箱」87(07/12/10)