山の峰【C】
ロシア・ロマンス50選

作詞
作曲
訳詞
レールモントフ
ワルラモフ
森 おくじ
1: 山の峰は 霧のなか
深い谷は明けてゆく
■山の峰は 霧のなか
■深い谷は明けてゆく
2: 若葉かおる 草の道
腰をおろし休もうよ
■若葉かおる 草の道
■腰をおろし休もうよ




新おけら歌集(2017/07/09)ロシア・ロマンス50選 / 楽譜:bunbun(2017/08)
■19世紀前半に活躍し、貴族たちの企む決闘で倒れた詩人レールモントフ(1814〜1841)の、これは珍しくさわやかな、短い歌詞です。幼いころから詩才を発揮した彼が、少年時代に祖母と一緒に旅行をした、コーカサス地方の印象を詩にしたものと思われます。明るいリズミカルなメロデイーをひびかせているワルラモフ(1801〜1848〕は、「赤いサラファン」の作曲者として、その名を知られています。