負けないみんなで一歩ずつ【G】

作詞
作曲
高屋 修
堤防に書いた言葉
1歩ずつ前へ崎浜
たとえ学校は移っても
故郷の浜は 元に戻るように
■大切な故郷を
■また取り戻すために
■負けない
■みんなで一歩ずつ
■子ども達に
■未来を残せるように

固かった桜の蕾も
一輪の花を つけた
津波を受けても負けないで
春が来るのを 教えるように
■大切な故郷を
■また取り戻すために
■負けない
■みんなで一歩ずつ
■この町の
■歴史を残せるように

●大切な故郷を
●また取り戻すために
●負けない
●みんなで一歩ずつ
●人の生きた
●証しを残せるように



新おけら歌集(2017/05/30) / 楽譜:bunbun(2017/06)
■ボランティアの活動拠点のある大船渡市三陸町越喜来崎浜地区に、この看板はありました。耐震上問題のある学校のため他の学校に移ることになっていましたが、子ども達は至って元気で校庭で遊び、作業終了後にはボランティアメンバーと一緒にサッカーをしたりしていました。
 被災を受けた大船渡市役所三陸支所の片づけをしましたが、ボランティアの最後の日にはやっと暖かくなり、津波をかぶった桜の木に咲いた一輪の花が印象的でした。支所からは、明治時代の文書や絵図など、歴史的に大切な資料を運び出しました。
高屋 修