九条を書く【A】
+川瀬氾二さんの思いを…+

作詞
作曲
菊地哲史
その人は 何もない原野を
たった一人で 切り拓き
夢とは言えぬ 小さな暮らしを
  ■そこで 始めようとした

菊地哲史さん
家が無いから 自分で作り
すべが無いから 馬を野に放った
風の中で 立ちつくし
  ■家族を 守ってきた
ある日権力が 兵隊の姿をして
兵隊の姿をして ここへやって来た
戦争の準備を 始めるために
  ■ここを 出て行けと言う

川瀬氾二さん
どこへも出て行く 理由はないから
どこへも出て行く 理由はないから
ここで暮らし続けている
この国は戦争を しない国だから
  ■憲法には そう書いてるから
●大きなD型ハウスの 屋根に登って
 ・一人で書く
 ・憲法九条を 書く
 ・六月の空に向かう 屋根に登って
 ・たった一人で 書く
 ・憲法前文を 書く
戦い続ける ことでしか
私のいのちは 答えてくれない
何処へ行っても 暮らすことはできても
  ■ここを離れて 生きてゆけない
●大きなD型ハウスの ……ref……




新おけら歌集(10/02/10)Reqすずき産地 / 楽譜:ビーさん(10/03)