コムソモールの歌【Cm】
KOMSOMOLSKAYA PROSHCHLNAYA

作詞
作曲
訳詞
R・クマチ
ドナエフスキー
矢沢  保
宮長 妙子





新おけら歌集(06/07/16) / 楽譜:ビーさん(06/08-11/01)

コムソモール
資料提供:lunatyさん
■この曲は、独ソ戦に出てゆくコムソモールの歌です。

■コムソモールとは
マルクス・レーニン主義党の青年組織である。大体、15歳から35歳までが相当年齢とされ、党の路線を学習する・学園や労働組合青年部で党の路線を宣伝する・少年団組織の指導をするなどが、任務として挙げられる。また、コムソモールで幹部を務めた者は、将来マルクス・レーニン主義党の幹部候補となる場合も多い。日本の場合、日本共産党の青年組織(本人たちは、日本共産党に相談を受けていると称する)・日本民主青年同盟がこれに当たる。
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ピオネールとは、ソ連・共産圏の少年団の事。ロバート・ベーデン・パウエル卿による創成期のボーイスカウト運動が旧ソ連に伝わった後、国策・党策に合わせてその方針、形態が変化したもの。ピオネールとは「開拓者」の意味(英単語ではパイオニアが該当)。ボーイ・ガールスカウトが志願制で、“来る者拒まず、必要なのはやる気のみ”であるのに対し、ピオネールは団員として相応しいと認められなければいくらなりたくとも入団出来ない(当然ながら非行による強制退団・除名もあり得る)。そのため、団員達は自らの身分に強い誇りを持っているという。また性別による区分はない。団員のシンボルは赤いネッカチーフ(ネクタイとも)。団の編成は学校単位になっている。旧ソ連の教員養成制度では、教育実習は1年間となっており、うち9ヶ月は学校における実習、3ヶ月はピオネールにおける実習に充てられた。上位組織としてコムソモール(青年団)がある。
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■ボーイスカウト運動をブルジョアジーによる青少年動員のための反動的な運動と批判していたソビエトの社会主義政権がボーイスカウトの方法論をそのまま取り入れて国家規模で青少年の組織化に乗り出す。ピオネール(開拓者の意味)運動である。ピオネールはほとんどの社会主義国で組織されて、今でも中国では少年先蜂隊(やはりパイオニアの意味)として2000万人の青少年がシンボルマークである赤いネッカチーフを身にまとって活動している。
ボーイスカウト−20世紀青少年運動の原型]田中治彦著 中公新書1266 1995年