金曜日の帰り道 【Am】
CHILD

作詞
作曲
訳詞
編曲
P.Kalcos
I.Saltaris
はしもとみつを
すずききよし


木曜日の昼 楽しい帰り道
少年は一人 パンを抱えて
母の笑顔が待つ 家路をかけて行く
  幸せいっぱい 頬に浮かべて
  母はただ一人 いつもの街角で
明るい陽射しを 背に受けながら
かけてくる少年を 今日も待っている

金曜日の昼 かけ足の少年は
弾丸(たま)に打たれて 悲しい帰り道
罪もないのに 奪われた生命(いのち)
  何も知らずに ほほえみ浮かべて
  母はただ一人 いつもの街角で
明るい陽射しを 背に受けながら
かけてくる少年を 今日も待っている



新おけら歌集(06/04/27) Singout2/ 楽譜:ビーさん(06/05-09/07)

■この「金曜日の帰り道」と「灰色の足音」はきよちゃん(すずききよしさん)が若かりし頃(1975年・冬)、ベルリンの世界ポリティカルsongフェスティバルに参加した時に持ち帰った曲で、ギリシャの軍事独裁政権に対する抵抗運動の中から生まれたものです。