紙の兵隊【Bm】

詞曲
訳詞
オクジャワ
山之内重美





新おけら歌集(07/11/28)ロシア愛唱歌集 / 楽譜:ビーさん(07/12)

■絵本を読むような平易で愛らしい歌詞から始まっているだけに、結末の残酷さが胸を打ちます。理想に燃えた人ほど、犠牲になりやすい世の中というものがあるのでしょう。「愛する両親を逮捕された時はもちろん悲しかったが、12歳だった僕は、それ以上にスターリンを愛し尊敬する愛国少年だった」と、後にオクジャワは苦渋をにじませ語ってくれました。「青い風船」は母を、「紙の兵隊」は銃殺された父を思う歌でもあります。
山之内重美記