学生時代【Am】
1964年(昭和39)

作詞
作曲
平岡 精二


蔦のからまるチャペルで 祈りを捧げた日
夢多かりしあの頃の 思い出をたどれば
懐かしい友の顔が 一人一人浮かぶ
重い鞄を 抱えて 通ったあの道
  ■秋の日の図書館の ノートとインクの匂い
  ■枯れ葉の散る窓辺 学生時代

讃美歌を歌いながら 清い死を夢見た
何のよそおいもせずに 口数も少なく
胸の中に秘めていた 恋への憧れは
いつもはかなく破れて 一人書いた日記
  ■本棚に目をやれば あの頃読んだ小説
  ■過ぎし日よ私の 学生時代

蝋燭(ろうそく)の灯に輝く 十字架を見詰めて
白い指を組みながら うつむいていた友
その美しい横顔 姉のように慕い
いつまでも変わらずにと 願った幸せ
  ■テニスコート キャンプファイヤー
  ■懐かしい日々は帰らず
  ■素晴らしいあの頃 学生時代
  ●素晴らしいあの頃 学生時代



新おけら歌集(07/12/12) / 楽譜:ビーさん(08/01)