■1981年にロシアの歌手アーラ・プガチョワが大ヒットさせ、日本でも複数の訳詞で歌われている。
グルジア出身で不遇の人生だった画家ニコ・ピロスマニ(1867-1918)をモデルにしたアンドレイ・ヴォズネンスキーの詞が有名だが、元はラトヴィアのレオン・ブリディエス作詞「マーラが与えた人生」。マーラとはラトヴィア女性のポピュラーな名で「女性の運命を司る女神」にまつわる内容。
作曲のパウルスは1991年ラトヴィア共和国独立時の文化相で、音楽家として学生コーラス祭制作や音楽学校作りに私財まで投じている人。独立宣言に対し旧ソ連から出動の特殊部隊の戦車に、身体1つで立ちはだかった人々の先頭に立ち、「私達は歌が唯一の武器だった」と語っている。 |
うた新「歌の小箱」63(07/05/28) |
|