冬の夕べ 【Gm】
ロシア・ロマンス50選

作詞
作曲
訳詞
プーシキン
ヤコブレフ
森 おくじ
1: 嵐は うずまき
雪を 吹きあげ
けもののように
吠えたて 叫ぶ
■藁ぷき屋根から
■風吹き鳴らし
■旅人のように
■窓うちたたく

3: 飲もうよ、みじめな
青春のため
飲もうよ、わが友
さあ、ほがらかに
■うたえよ南の
■小鳥の歌を
■水くみに通う
■乙女の歌を

2: 暗くてわびしい
古るびたわが家
窓辺でばあさん
なにを見ている
■嵐の 叫びに
■くたびれたのか
■糸くりしながら
■まどろんでるか
4: 嵐はうずまき
雪を吹きあげ
けもののように
吠えたて叫ぷ
■飲もうよ、みじめな
■青春のため
■飲もうよ、わが友
■さあ、ほがらかに



新おけら歌集(2017/07/09)ロシア・ロマンス50選 / 楽譜:bunbun(2017/08)
■ロマンス歌謡の中では・ちょっと変わった雰囲気の歌です。冬のマロース(厳寒)のもとで暮らすロシアの農村の生活を、国民詩人プーシキン(1799〜1837)は暖かい眼で見つめ、描いています(1825年の作で、1830年に発表)。ヤコブレフの曲は、素朴な趣ですが、何か印象に残るものがあリます。民謡風で、暖炉のぬくもりが伝わってくるような歌です。