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作詞 作曲 |
美輪 明宏 | |||
1 |
故郷の故郷の 駅に降り立ちただ一人 迎える人も無いままに 静かな町をコツコツと 歩けば涙あふれ出る 幾年(いくとせ)前か 忘れたが あの原爆の火の中を 逃げて走った思い出が いまさらながらに 甦(よみが)る ■平和な頃には家中(うちじゅう)で遊んだ丘も ここあたり ■皆(みんな)の名前 呼んでみよう オーイ オーイ |
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2 | 傷ついて傷ついて 別れた別れた親や子が 眠っているのか 安らかに 空を指差す慰霊塔 拝めば胸もこみ上げる 父さん母さん 兄さんも きっとここだろ 一緒だろ みなさん僕は来ましたよ こんなに大きくなりました ■身体に火傷もあるけれど 心に傷は無いはずだ ■空を見上げて 胸を張ろ オーイ オーイ |
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3 | 哭(な)きながら哭きながら 飢えていた幼い僕たちの あの焼け跡も もう今は きれいな店が並んでる 可愛い子どもが遊んでる 悪い暮らしも してきたが 今は立派に 東京の 小さいながらも工場で 明るく働く身体です ■この長崎の蒼い海 この長崎の蒼い空が ■いつも励ましてくれたんだ ●この故郷の この大地 僕はしっかり踏みしめて ●強くこの世を生きるんだ オーイ オーイ |
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