蛇の目傘(G)
新作唱歌9(大正3年)
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作詞
作曲 |
吉丸一昌
作者不詳 |
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散るよ 散るよ
ちらちら ちらりちらりと
散るよ 散るよ
ちらちら ちらりちらりと
雪が降り來る 粉雪(こゆき)が散り來る
■蛇の目の傘 蝙蝠 半蛇の目 |
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■蛇の目傘=じゃのめのからかさ
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歌詞:11/01/20/midi:11/10/31/おけらの唱歌 |
■遊戯方法■ |
前後二人を一組とし、各組は四歩の間隔を取り、イロ線に對して互ひに向かひあふこと左(下)の圖の如くす。
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○○○○○○○○○○○○○○○○
イ――――――――――――ロ
○○○○○○○○○○○○○○○○
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而して後列は前列の肩に手を掛けて、前列の陰になって居れど、一にて左の方へ體の上部を曲げ、二にて右へ曲げ、三にて左へ曲げ、かくの如く左と右とに曲げて十二に及び、十二にて各前列は一齋に手を一度打つ。打つや否や後列は前列の左側へ駈け出し、単列となりて吾手を延ばして握る(各生左右の間隔は二歩づゝとなる)。かく圓陣を作りながら横に歩き、十三に手を離して一齋にまた手を一度打つ、打つや否や原後列たりしものは原の後列に復す。これと同時に各左に向き、各手を取り、歌に連れて行進して止まる。此時前になりしもの後となりて位置を轉換す。以上の遊戯は歌の列反復と共に反復せらるゝものと知るべし。(譯) |
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