賤が嶽(G)
大正少年唱歌11(昭和03)

作詞
作曲
葛原しげる
小松 耕輔
山の崖路 狭けれど
片鎌槍を 打ちしごき
突いてかゝりし 清正に
■正國 槍をば
■合せたり

共に激しく 押し合へば
足を踏んばり 踏み外し
正國・清正 諸共に
■谷へと 転びて
■落ちて行く

暫し防ぎし 正國は
俄に槍をば 投げすてて
諸手広げて組みつけば
■清正 得たりと
■抱(いだ)きつく
組みしまゝなる 両雄は
崖三十間を どっと落つ
落つるや早く 正國の
■首をば 清正
■あげにけり


歌詞:18/11/25/midi:18/12/24/おけらの唱歌