故郷を離るる歌(D)
戦後 中等音楽(三)/昭22年

作詞
作曲
吉丸 一昌
ドイツ民謡


園の小百合(さゆり)、撫子(なでしこ)、垣根の千草、
今日は汝(なれ)をながむる 最終(おわり)の日なり。
おもえば涙、膝(ひざ)をひたす、さらば故郷(ふるさと)
  ■さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。
  ●さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。
つくし摘みし岡辺よ、社(やしろ)の森よ。
小鮒(こぶな)釣りし小川よ、柳の土手よ。
別るる我を 憐(あわれ)と見よ、さらば故郷。
  ■さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。
  ●さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。

此処(ここ)に立ちて、さらばと、別(わかれ)を告げん。
山の陰の故郷(ふるさと)、静(しず)かに眠れ。
夕日は落ちて、たそがれたり、さらば故郷。
  ■さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。
  ●さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。

中等音楽3(昭22) 歌集別index おけらmidi

歌詞:08/04/02/midi:08/07/18