仁田四郎(F)
尋常小學唱歌(第二學年)/明治44年

作詞
作曲
作者不詳


手負いの猪 牙くいそらし
地を蹴り木を折り 草なびかせて
  ■此方めざして 山駈(か)けおりる

大将頼朝 あれ仕留めよと
いう聲待たずに 仁田(にたん)の四郎
  ■猪めがけて 馬駈け寄せる

馬からひらりと 身を躍らせて
背中へ飛び乗り 脇差抜いて
  ■拳もとおれと 五(いつ)さし六(む)さし

裾野にひかえた 幾千人が
一度にやんやと 四郎を誉めた
  ■富士の山さへ 崩れるほどに



歌詞:07/11/12/midi:08/06/22/楽譜:bunbun(2016/07/07)おけらの唱歌