いさら小川(Eb)
中等音楽教科書3(北村)/明治41年

作詞
作曲
作者不詳


谷の木かげの いさら小川
鳴りてはさらさら 浮世を送り
うきせもよそなる 様に見えて
  ■末野の雲間を 分けてぞ入る

里の少女(をとめ)の 子守唄に
そゝられて行く なたねの野ら
しばしは眠るか 雲の裾に
  ■行く手ののぞみを 夢路に見て

市のとよみを 弓手(ゆんで)に見て
右手(めて)にかざすか 沖べの月
白帆はかぐろき 島のあなた
  ■やがては空打つ なみと立たん


歌詞:11/09/01/midi:11/09/15/おけらの唱歌

■説示と設問■
●設問 八分の六拍子の小節に於ける、強聲部と弱聲部との位置を問ふ。