一寸法師(F)
尋常小学1(明治38)

作詞
作曲
巌谷小波
田村虎蔵

指にたりない 一寸法師
小さいからだに 大きなのぞみ
おわんの舟に はしのかい
 ■京へはるばる のぼりゆく

針の太刀をば さかてに持って
ちくりちくりと 腹中つけば
鬼は法師を はき出して
 ■一生懸命  にげて行く

京は三条の 大臣どのに
かかえられたる 一寸法師
法師 法師と お気に入り
 ■姫のおともで 清水へ

鬼が忘れた 打出のこづち
打てばふしぎや 一寸法師
一打ちごとに 背がのびて
 ■今はりっぱな 大男

さても歸りの 清水坂に
鬼が一匹 あらわれいでて
くってかかれば その口へ
 ■法師たちまち おどりこむ


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歌詞:09/10/28/midi:09/10/31-13/01/03/おけらの唱歌