甲鉄艦(D)
中学唱歌/明治34年

作詞
作曲
作者不詳


しづかに立てる ありさまは
浮かべる城に ことならず
  はげしく進む いきほひは
  怒(いか)れる獅子(しし)に さも似たり
(わた)つ御神(みかみ)も 恐るべき
国の守護(まもり)の 此の御船(みふね)
  ■いかで中(あた)らむ 敵(てき)の砲丸(たま)
  ■いかで徹(とほ)らむ 敵のたま
●作曲:山田源一郎の説あり。
御国(みくに)を思ふ 精神(たましひ)
金鉄(きんてつ)よりも なほ堅(かた)
  忠義(ちゅうぎ)にいさむ 真ごころは
  水火(すゐくゎ)の中も 何ならず
四方(よも)の国にも たぐひなき
国の守りの この御民(みたみ)
  ■いかで当らむ 敵の軍
  ■いかで敵せむ 敵の軍


歌詞:08/03/16/midi:09/12/18