もうひとつの雨宿り

作詞 さだまさし
作曲 さだまさし
それはまだ 私が神様を信じなかった頃 9月のとある木曜日に
雨が降りまして こんな日に素敵な彼が 現れないかと
  思ったところへ あなたが雨やどり

こんな時に何でも良いから あなたとお話をして お友達になれたら
どんなにか楽しいだろうけれど あなたの気を引けるほど
 素敵な娘ではないし 風邪をひかないでと 願うのがやっとだった
●娘は器量が良いというだけで 幸せの半分を手にしていると
 誰か言った意地悪なお話 でもこっそりうなづいてる自分が悲しい

確かに私が他のお友達と同じくらいに 白いドレスや口紅や赤い靴が
似合う素敵な娘だったら もっと上手な笑顔を あなたにあげられたのに・・・
だからあなたと街角で も一度出会ったときも あなたが覚えているなんて
夢にも思わなかったし ましてやそれ以上の事なんて 望みもしなかった
  だからこそ こんなに驚いています

本当に私はお裁縫も お料理もダメだし おまけに心配性で
それに引っ込み思案で 自信なんてかけらも無いし
  あなたに迷惑をかけるのが きっと精一杯です

●いきなりこんな大事なお話を  信じろと言うのが無理なことです
 だって まさか あなたが選んだのが 
 こんなに小さな私の傘だなんて・・・

あわてて駆け出してしまった 胸の鼓動を 呼び戻す為に
少しだけ時間を下さい 涙をこっそり拭う間だけ 時間を下さい
  気がついたら あなたの腕に 雨やどり・・・そしたら・・・